【かける時間は?】2カ月でTOEIC645→900公式問題集復習法
みなさんこんにちは。Arkaiveです。
今回は、
TOEIC公式問題集の復習方法について知りたい!
模試の復習には何時間くらいかけるのが良いの?
復習に価値はあるの?
といった疑問・悩みにお答えしていきます。
この記事を書いている私は、2カ月半の勉強で645点から900点まで点数を伸ばしました。最短で点数を上げたい方は必見です。
✔この記事から得られること
公式問題集の正しい復習法が分かる。
復習にかけるべき時間が分かる。
これからのTOEIC勉強のイメージが湧く。
公式問題集は復習が全てといっても過言ではないです。正しい復習方法を行えば短期間で成績を伸ばすことが可能です。
本編入る前にいつものコピペです。
この記事も有料設定していますが、全文無料で読むことができます。もし「有益だった!」と思っていただけた場合は、私の大好物であるカントリーマアムを調達するための費用としてカンパいただけると大変うれしいです。
TOEIC公式問題集の復習方法
公式問題集の難易度や使い方について知りたい方はまずこちらをご覧ください。
はじめに
まず、解き終えたら答え合わせをします。答え合わせは〇か×だけをつけ、解答は書き移さないようにしましょう。間違えた問題は解きなおしをする必要があるからです。
間違えた問題を解きなおしするときは、最初の回答と区別をつけるために色ペンを用いて新たな解答をマークするようにしましょう。
間違えた問題を全て解き終えたらもう一度答え合わせをしていきましょう。ここで再び間違えても次のステップに進んでいただいて結構です。
答え合わせを終えたら復習に入りましょう。
また、復習は基本的にすべての問題に対して行っていきます。間違えた問題に対してだけの復習では英語力の向上は見込めません。公式問題集を隅々まで使いこなして初めて大幅な得点アップが期待できます。なにより解答解説が充実しているので隅々まで見ないともったいないです。
間違えた問題の復習だけでは足りない!
リスニング編とリーディング編に分けて解説していきます。
リスニングの復習法
リスニングはPart1~Part4までありますが、重要でないパートはありません。すべてのパートの復習法を順に解説していきます。
part1:語彙が全て
Part1は語彙がすべてといっても過言ではないです。TOEICの中でも独特の単語が頻出するのがこのPart1の特徴です。金のフレーズに頻出単語がまとまっているので(全100単語)、そちらを完璧にすれば知らない単語はほとんど出てこなくなります。
復習法はシンプルです。知らない単語や熟語表現の意味を確認します。
その後再び音声を聞き、軽くシャドーイングをしておきましょう。Part1に出る文章の型は限られていますのでシャドーイングをしておくことで似た文章にあったときに即座に対応できます。
新しく学んだ単語はマークシートの裏や、専用のノートに書き写しておきましょう。公式問題集に出てくる単語は本番でも出る可能性の高いものばかりです。必ずまとめて見返せるようにしておきましょう。
Part1に費やす時間:1問3分 ×6問=18分
Part2:ディクテーションが鍵
Part2のポイントは、ずばり質問文の頭の疑問詞です。ここを聞き逃すと高確率で間違えてしまうので、注意深く聞く練習をしていきましょう。
詳しい内容に入る前にディクテーションの説明をしておきます。
ディクテーション:音声を聞きながら、聞こえた単語を書きとっていく。
皆さんも一度は学校でやったことがあるのではないでしょうか。一度ですべて書きとるのはほぼ不可能なので、何度か聞いて聞こえた単語をできる限り多く、かつ正確にノートに書きとります。
ディクテーションをすることで、何が聞き取れていなかったのかを明確にすることができるとともに、リエゾンといった英語ならではの発音に耳を慣らすことができます。
リエゾン:単語と単語が連続して発音されることにより音の切れ目がなくなること。
このディクテーションとあわせてシャドーイングも行えばリスニング力は飛躍的にアップしていきます。
具体的な手順
それでは実際にPart2の復習の仕方について見ていきましょう。
スクリプトは見ずに質問文をディクテーションする。(全ての単語を書きとれるまで繰り返し聞く)
自分の書いた文章があっているか確認。
Words & Phrases に知らない語句や表現があればノートに書き写す。
1:知らない単語に関しては書きとれないので諦めて答えを見ましょう。ディクテーションができれば質問文の意味も理解できるでしょう。答えの文を選ぶのも簡単なはずです。答えの文に関してはディクテーションをする必要はありません。質問文が聞き取れることが遥かに重要ですし、答えの文までディクテーションをしていると時間がかかりすぎます。
2,3:書き取りを終えたら答え合わせをします。ここで知らない単語や熟語表現がある場合は合わせて勉強しておきましょう。
Part2は全25問あり、質問文だけでも全てをディクテーションするのは大変かもしれません。ただ、Part2に関しては近年難化傾向にあるため、時間を割いて対策する必要があると考えています。
私はPart2の勉強法にディクテーションを取り入れてから間違える回数がぐっと減りました。具体的には、8~10ミスだったのが0~3ミスになりました。
リスニングで高得点を取るにはここでいかに失点を防ぐかが重要です。是非ディクテーションをしてPart2の鬼になりましょう。
Part2に費やす時間:1問3分 ×25問=75分
Part3,4:シャドーイングが鍵
Part3,4の復習法はほとんど同じですのでまとめて説明します。
ずばり、やることはシャドーイングです。シャドーイングのやり方については以下の記事にすべて書きましたので参考にしてください。
また、こちらも知らない語句表現があればノートに書き写しておきましょう。
Part3,4に出る単語の中にはレベルの高いものも多くリーディングに役立つこともあるので、Words & Phrases は隅々まで勉強しておきましょう。
Part3に費やす時間:3問15分 ×13問=195分
Part4に費やす時間:3問15分 ×10問=150分
リスニング編まとめ
リスニング編は以上になります。ここまでに費やす時間は
18+75+195+150=438分
休憩時間も含めて約8時間といったところでしょうか。特にPart3,4のシャドーイングが大変ですが慣れてくると6時間くらいでできるようになります。リーディングの復習とおりまぜて飽きが来ないように復習していきましょう。
リーディングの復習法
リスニング編と同様にすべてのパートを順に解説していきます。
Part5:同じ間違いを防ぐ
Part5は文法問題で全30問です。私は以下の3つの理由でPart5が、リーディング編で最も勉強に時間をかけるべきパートだと考えています。
リーディングで一番最初のパートであるためここでコケると後に響く
対策がしやすく点数が伸びやすい
問題数が多い
また、Part5を鍛えることで他のリーディングパートの点数向上も見込めます。よって復習も丁寧に行っていきましょう。
・正解だった問題
正解した問題に関しては、1文を和訳できるか確認してください。訳せない部分があったら解説を読み込み、知らない表現や語句をノートに書き写しましょう。
間違えた問題に時間をさけるように、ここはテンポよくいきましょう。
・不正解だった問題
まず間違えた理由を明確にするために解説を読み込みましょう。納得ができたら必要に応じて文法のポイント等をノートに書きとめておきましょう。
TOEIC公式サイトを引用して例を示します。
例えば上の問題でAを選んだとしましょう。
正解はDであるため、解説を読みます。
なぜ間違えたか納得したら、以下のようにノートに書き留めておきましょう。
こんな感じです。自分の知らない単語や文法事項は必ず書き留めておきましょう。同じ間違いを繰り返さないことが何より重要です。
また、文章の意味を理解したらその1文を数回音読しておきましょう。音での記憶も残すことで同じ型の問題に出会ったときに即座に対応できるようになります。
Part6での文法問題にも役立ちます!
繰り返しになりますがPart5はリーディングの「肝」です。不得意な人が多いパートですが、公式問題集を上手に利用して苦手意識を克服しましょう。
Part5に費やす時間:1問3分 ×30問=90分
Part6:文脈型に注意
Part6の復習法は以下のような要領で行います。
解説を読む前に、スクリプト1文1文を理解できるか(和訳できるか)確認する。
Words & Phrases に知らない単語、表現がないか確認する。
解説を読み、間違えた原因を明確にする。
必要に応じてノートに書き写す。
1. まず、文章を1文1文正確に理解できるか確認してください。Part6は文脈の理解が必要な問題がほとんどです。(約7割が文脈問題、3割が文法問題)
実際に問題を解いているときは焦りから意味を誤解してしまうことがよくあります。復習では時間がかかっても良いので、落ち着いて和訳していきましょう。
2. Part5と比べると語彙のレベルが上がります。知らない単語も複数出てきますので、暗記しつつノートに書き写しましょう。
3. おそらく文脈を正確に理解できていないために間違えた問題がほとんどだと思います。解説を読みつつ、選択肢の中にも知らない単語や表現があればノートに書き写しましょう。
Part6に費やす時間:4問15分 ×4問=60分
次が最後のパートです。
最も問題数の多いパートですが頑張っていきましょう。
Part7:精読をしよう
Part7は大きく分けて3つのパート、シングルパッセージ、ダブルパッセージ、トリプルパッセージから成ります。
シングルパッセージ:No.147~No.175 計29問(10セット)
ダブルパッセージ:No.176~No.190 計15問(3セット)
トリプルパッセージ:No.191~No.200 計10問(2セット)
基本的にどのパッセージもやることはPart6と同じです。
再掲すると、
解説を読む前に、スクリプト1文1文を理解できるか(和訳できるか)確認する。
Words & Phrases に知らない単語、表現がないか確認する。
解説を読み、間違えた原因を明確にする。
必要に応じてノートに書き写す。
ただし、問題数が非常に多いので、自信をもって回答して正解した問題の解説は読み飛ばして頂いても良いです。
シングルパッセージ:1セット平均15分 × 10セット=150分
ダブルパッセージ:1セット平均25分 × 3セット=75分
トリプルパッセージ:1セット平均30分 × 2セット=60分
リーディング編まとめ
リーディング編は以上になります。リーディングの復習に費やす時間は
90+60+150+75+60=430分
休憩時間も含めてリスニングと同じ約8時間といったところでしょうか。
復習時間のまとめ
リスニングとリーディングを合わせると合計で16時間。もちろん間違えた問題の数などによってこれより短い時間で終わる方もいれば、20時間かかってしまう方もいると思います。
目安として私の模試の得点と復習にかかった時間の相関を載せておきます。参考にしてください。
いままでの皆さんの復習時間はどの程度だったでしょうか。もし10時間かからずに終わっていたのなら復習方法を見直すべきでしょう。現在点数が伸びていても必ずどこかで頭打ちが来ます。点数が伸び悩んでいる人は模試の復習方法見直すことを是非考えてみてください。
TOEIC公式問題集復習方法まとめ
いかがだったでしょうか。模試の復習についてここまで深く考えたことがある方は少ないと思います。今TOEICの点数が伸び悩んでる方は復習方法を見直し、復習に時間を割くことで大幅な点数アップが見込めるかもしれません。
模試は復習が全てです。是非参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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