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【おすすめの教材やアプリは?】シャドーイングの効果やり方徹底解説
みなさんこんにちは。Arkaiveです。
今回は、
シャドーイングってそもそも何?
効果はあるの?やり方は?
おすすめの教材やアプリは?
といった疑問にお答えします。
この記事を書いている私は、2カ月半の勉強で645点から900点まで点数を伸ばしました。最短で点数を上げたい方は必見です。
✔この記事から得られること
シャドーイングの概要が分かる。
シャドーイングの凄さが分かる。
シャドーイングの正しいやり方が分かる。
それでは具体的な内容に入っていきましょう。
本編入る前にいつものコピペです。
この記事も有料設定していますが、全文無料で読むことができます。もし「有益だった!」と思っていただけた場合は、私の大好物であるカントリーマアムを調達するための費用としてカンパいただけると大変うれしいです。
シャドーイングとは?
英語学習におけるシャドーイングとは、音声を聞いた後、0.5~1秒ほど遅れて同じ文章を話していく練習法です。元の音声の影(shadow) を追うようにして声に出す様子から “shadowing” と呼ばれるようになりました。下のようなイメージです。
音声:I’m searching for tickets right now, but I can’t find any at a reasonable price.
自分: I’m searching for tickets right now, but I can’t find any at a reasonable price.
シャドーイングはスクリプト(文章)を見ずに発音できるようになることが最終目標であるという点で、音読やリピーティングと大きく異なります。難易度も高いですが、それだけ効果があります。
どのような効果が期待できるか
シャドーイングを何度も行うことで、聞き取れない英語が聞き取れるようになります。
そもそも英語が聞き取れない原因には以下の2つのフェーズがあります。
単語そのものを聞き取れない
その単語の意味が分からない。
シャドーイングは主にフェーズ1を克服するための練習法です。単語そのものを聞き取れるようにならなければ、単語の意味が分かっていても理解はできません。
聞き取れることが、意味を理解できる前提となっているのです。
つまりこのフェーズ1をクリアしない限り英語を聞き取れるようにはなりません。よってシャドーイングはリスニング力向上のための必須の練習法です。
それでは次に、シャドーイングのやり方を見ていきましょう。
シャドーイングに使う教材やアプリは?
まず、シャドーイングに用いる教材について説明します。以下の3つの条件に当てはまるものを探してください。
1つのスクリプトが約1分以内の音源
スマホで音声の操作ができる
自分の語彙レベルとマッチしている
順にみていきましょう。
1つのスクリプトが約1分以内の音源
1つのスクリプトの音声が長くなりすぎると、集中力が続かずモチベーションの低下につながります。シャドーイングの実際のやり方は後に説明しますが特に初心者の方は、一つの文章を完コピするまでにかなりの時間を要します。
そこで、1つのスクリプトが40秒程度のものを集めた教材がベストです。
2分程度のものを自分で区切って練習していく方法でもダメではないですが、音声のリピート機能を効果的に利用できないのであまりオススメしません。
スマホで音声の操作ができる
これは非常に重要です。CDをスピーカーに入れて再生するタイプの教材はオススメしません。
シャドーイングでは、1つの文章を完コピできるようになるまで練習する必要があります。つまり、何度も音声をリピートするので、スピーカーのリピート機能では操作性が足りません。
そこで、スマホで音声が再生できるタイプの教材を選びましょう。ストレスなく音声の停止、リピートができることはシャドーイングの練習の上で極めて重要です。
自分の語彙レベルとマッチしている
冒頭で説明したように、シャドーイングは聞き取れない英語を聞き取れるようにする練習法です。
仮に語彙レベルが自分のそれよりかなり高い教材を使うとしましょう。知らない単語はそもそも聞き取ることができないため、その単語の意味を覚えることから始めなくてはなりません。流れてくる音声に自分の知らない単語が多ければ多いほど、それらの単語を学習するのに必要な時間も増え、シャドーイングをするために買った教材が語彙学習のために消化されてしまいます。
これでは本末転倒ですので、自分の語彙レベルとマッチした教材を選ぶようにしましょう。1つのスクリプトにつき、知らない単語が0~2つくらいがベストでしょう。
シャドーイングにおすすめの教材
私が使用していた教材はTOEICの公式問題集になります。
TOEICはPart3,Part4が長文のリスニング問題で、そのパートのスクリプトは全て完コピできるようになるまで練習しました。
TOEICのpart3,4の音源は先ほど述べた条件を満たしています。
1つのスクリプトが40~50秒。
スマホアプリ「audiobook」で音声の再生が可能。
程よい語彙レベル
Part3,4合わせて計23個の音源があり、TOEICの公式問題集では2回分のテストが収録されているため、合わせて46個の音源が用意されています。一冊完璧にするだけでもかなりの効果が得られるのでおすすめです。
また、TOEIC公式問題集は、スマホアプリ abceed とも連携しており、スマホでの音声再生が可能です。
こちらも合わせてご覧ください。
それでは実際のシャドーイングのやり方を詳しく見ていきましょう。
シャドーイングのやり方
それでは実際にシャドーイングのやり方について解説していきます。以下の1~7の順に進めていきましょう。
スクリプトと音源を用意。
音源のみを聞きながら(スクリプトを見ずに)通しでシャドーイングする。
スクリプトを見て知らない単語があれば意味を調べて文章の意味をすべて把握する。
スクリプトを見ながらシャドーイングする。
スムーズに言えるようになるまで3を繰り返す。必要に応じて同じ部分を何度も練習する。
スクリプトを見ずにシャドーイングする。
完璧にマネできるようになるまで6を繰り返す。
2:音源にほとんどついていけずに舌も回らないことでしょう。知らない単語が入っていればなおさらです。
3:文章の意味をすべて理解することを目指しましょう。意味を把握せずにシャドーイングをしても効果はありません。分からない単語や熟語表現は調べて理解しておきましょう。
4,5:スクリプトを見た状態で、舌が回るように何度もシャドーイングし、英語のリズム、イントネーション、リエゾンに慣れることが目的です。
リエゾン:単語と単語が連続して発音されることにより音の切れ目がなくなること。
リエゾンは日本人が英語を聞き取れない最大の理由です。シャドーイングを行うことでこのリエゾンに慣れることができ、またスピーキングでも効果を発揮します。
6:スクリプトを見た状態でスムーズに言えるようになったら、あと一歩です。スクリプトを見ない状態でシャドーイングにトライしましょう。どうしても舌が回らない部分があればスクリプトを見てもう一度練習しましょう。
7:スクリプトを見ずに音源を完コピできるようになればクリアです。ここまで仕上げるのに最初はかなり時間を要しますが、数をこなすうちに徐々にスピードも上がっていくので安心してください。
TOEIC公式問題集であれば、この1~7をPart3,4すべての音源に対してやっていきましょう。全て完コピできるようになれば世界が変わって見えるはずです。
シャドーイングの効果・やり方まとめ
いかがだったでしょうか。シャドーイングの効果はリスニング能力の向上だけにとどまらず、スピーキングの向上にも役立ちます。英語学習者であればやらない手はないです。
是非普段の英語学習に取り入れてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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