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【初心者必見!】TOEIC文法の勉強法と参考書9選【文法は必須】

みなさんこんにちは。Arkaiveです。

今回は、

  • TOEIC初心者だが、何から手を付ければいいか分からない。

  • 英語の基礎文法に自信がない。

  • 文法におすすめの参考書を知りたい。

といった悩みにお答えしていきます。

この記事を書いている私は、2カ月半の勉強で645点から900点まで点数を伸ばしました。最短で点数を上げたい方は必見です。

✔この記事から得られること

  • TOEICにおける英文法の重要性が分かる。

  • 文法の勉強法、自分に合う参考書が分かる。

  • これからのTOEIC勉強のイメージが湧く。

それでは具体的な内容を見ていきましょう。


本編入る前にいつものコピペです。
この記事も有料設定していますが、全文無料で読むことができます。もし「有益だった!」と思っていただけた場合は、私の大好物であるカントリーマアムを調達するための費用としてカンパいただけると大変うれしいです。



TOEICにおいて文法が必須な理由


TOEICで初心者レベル(~600点)を脱出するのには、英文法を固めることが必須となります。

逆に言うと、英文法の基礎なしでは600点超えは不可能といっていいです。ここでの英文法は、中学高校で学習するレベルの文法を指します。

自分と周りのTOEIC受験者の経験則から、おおよそ以下のことが分かりました。

センター(共通テスト)英語を安定して8割以上取れる。 = TOEIC600点

つまり、大学受験レベルの英文法をある程度理解していないと600点超えは難しいです。

単語を覚えるのも重要ですが、単語と同じくらい、もしくはそれ以上に文法は重要です。

以下ではその理由を説明していきます。


リスニング・リーディングともに文法は重要


まず、TOEICはリスニングセクションとリーディングセクションから成り、さらに以下のようなパートから構成されます。

リスニングセクション(合計100問)

  • Part1:写真描写問題(6問)

  • Part2:応答問題(25問)

  • Part3:会話問題(39問)

  • Part4:説明文問題(30問)

リーディングセクション(合計100問)

  • Part5:短文穴埋め問題(30問)

  • Part6:長文穴埋め問題(16問)

  • Part7:長文読解問題(54問)

文法がメインとなっているパートはPart5とPart6です。これだけでも200問中46問あり、全体の4分の1を占めます

さらに、Part7の長文読解問題を解く上でも文法の基礎があるとないのとでは解答スピード、正答率、ともに大きく変わってきます

文法を勉強しておくメリットはこれだけではありません。

結論、リスニングでも効果を発揮します

英語の基礎的な文法を知った状態で聞く英語と、基礎文法がぐらぐらな状態で聞く英語、前者の方がたくさんの情報を聞き取れるのは明らかですよね。

実際、私は後に紹介する文法特急をみっちりと勉強してから模試を解いてみたところ、リーディングセクション全体の点数が上がったのはもちろん、リスニングもいつもより8問ほど多く正解できたのを覚えています。

なお、これは初心者であればあるほど(文法を勉強してこなかった人ほど)効果を発揮します。文法を固めることで何も聞き取れなかった英語が少しずつ聞き取れるようになっていきます。


その後の学習スピードが跳ね上がる


英語を学習していくにあたり、基礎文法をしっかりと固めておくことでその後の単語学習や、長文読解練習、さらにはシャドーイングやディクテーションといったリスニング力を鍛えるための練習などにおける学習スピードが向上します。

  • シャドーイングとは、聞こえた音声のすぐ後を追って同じ音を発生するという勉強法です。詳しくはこちらをご覧ください。


  • ディクテーションとは、聞こえた音声を書きとる勉強法です。

例えば、次の問題を解くことを考えましょう。


No. 101

これはTOEIC公式ホームページに掲載されているPart5のサンプル問題です。
どれが正解か分かりますか?

考えてみてください。



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正解は(D) complicated です。
実はこの問題は、英文法をきちんと理解している人であれば5秒で解ける問題です。

Part5の文法問題の中でもいわゆる「品詞問題」と呼ばれるタイプの問題で、最もよく出題されます。よって、このタイプの問題の対策をしておくことでPart5の得点率が大幅にアップします。

この問題の詳しい解説は以下にありますのでこちらも合わせてご覧ください。

本題に戻りますが、このレベルの問題を間違える人は基礎文法力が不足しています。そのまま模試等を解き進めていっても、同じような問題で同じ間違いを繰り返してしまいます。

復習に取られる時間も多くなり、学習効率の低下を招きます。

リスニングの勉強においても同様のことが言えます。

文法知識がないと、リスニング力とは関係のないところで間違えてしまうことが多々あります。

「リスニング力を伸ばしたいのに、英文法が分からずいつの間にか文法の勉強をしていた。」なんてことになりかねません。

こういったことを防ぐためにも、最初に英文法を固めておくことが重要です。

まとめると、しっかりとした文法知識を身につけることで、学習効率が飛躍的にアップしていきます。


TOEIC文法のおすすめ参考書


それでは、英文法を学ぶ上でおすすめの参考書を紹介していきます。

  • 中学英語から復習したい人向けの「超基礎編」

  • 高校英語から復習したい人向けの「基礎編」

  • 高校英語までの英文法はある程度理解できている人向けの「応用編」←おまけ

以上のように場合分けして解説していきます。


TOEICおすすめ文法参考書(超基礎編)3選

まず、中学英語の文法から確認したい人向けの参考書を3つ厳選して紹介します。

世界一わかりやすい英文法の授業

中学高校の英文法はこの1冊で完璧に復習できます。英語講師の中でも1,2を争う人気のある関先生が書かれた文法書です。

私はkindle版で読みましたが、とても読みやすいレイアウトと色味で、かつ話口調なので飽きずに読み進められます。

中学レベルの英文法に自信がない方は、こちらの参考書が圧倒的にオススメです。

TOEICテスト中学英文法で600点!

続いてはTOEIC600点を目標にした参考書です。上で紹介した関先生の著書が英文法全体を解説した参考書なのに対し、こちらはTOEIC Part5とPart6に特化した文法書になります。
「世界一わかりやすい英文法の授業」 を読み終わった後にこちらの参考書を解いていくととても効率の良い学習ができます。

中学3年間の英語を10時間で復習する本

こちらは英文法の参考書の中では異次元に売れている参考書です。対話形式で書かれているのが最大の特徴であり、堅苦しい参考書が苦手な方には特におすすめです。

中学1年生レベルのことからしっかりと書かれているので、これを読んでおけば英文法の基礎が揺らぐことはなくなるでしょう。


TOEICおすすめ文法参考書3選(基礎編)3選


次に、中学レベルの英文法がある程度理解できている方におすすめの参考書を3つ紹介します。

キク英文法

続いては有名な「キクタンシリーズ」から、キク英文法です。人気シリーズなだけにやはり分かりやすいです。

私自身高校時代に使っていましたが、高校の英文法はこれ1冊で完結します。網羅性があるうえに内容も濃く、何より音読を中心にした学習法が素晴らしいです。

スマホアプリの「アルク」で音声をダウンロードできるので、操作性も高く便利です。


一億人の英文法

続いてはこちら。こちらも有名な参考書です。私も高校時代の塾講師におすすめされて購入した文法書です。 700ページ近くあるので全て読むのは大変です。

私が当時どのように使っていたかというと、文法でつまずいたときに辞書代わりとして使用していました。高校時代に使っていた文法書が手元にない方や、英文法のより深い理解をしたい方におすすめの参考書です。

世界一わかりやすいTOEICテストの英文法

こちらは2.1.1でも紹介した関先生の著です。今回はTOEICに特化した参考書であるためある程度基礎が固まった人におすすめです。

練習問題があり、その解説も丁寧で、かつTOEICのテクニックについても書かれているのでTOEIC初心者は一度手に取ってみると良いと思います。


TOEICおすすめ文法参考書(応用編)3選


最後は、高校英語の文法を8割以上理解している方が、TOEIC対策のために使用するべき参考書を3つ紹介します。初心者の方は飛ばしてもらって構いません。

1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急

こちらの問題集は、Part5とPart6に特化した問題集です。有名な「特急シリーズ」の中でも最も新しい参考書です。難易度は高いですが、これ一冊をやり込めばPart5,6に関して怖いものはなくなります。

全154問と問題量も豊富で、あらゆるタイプの問題が収録されています。

私もこれを2周したことで、Part5と6合わせて多くても3問程度のミスに抑えられるようになりました。

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問 (アスク出版)

こちらはTOEIC界隈では非常に有名な問題集です。TOEIC講師の中でも特に著名なTEX加藤さんが書かれた問題集です。(金のフレーズの著者です。)

金のフレーズP.244でもおっしゃられていることですが、TEX加藤さんはTOEIC受験後、毎回試験会場近くのカフェ等で、出題された単語や正解につながる重要語句などをメモされているそうです。このメモを「TEXファイル」として蓄積し、でる1000問や金のフレーズ等のベストセラーを生み出されています。

問題量も最強レベルなので長い目でTOEIC対策をされる方におすすめです。

TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6

最後はこれまた特急シリーズから、900点特急 パート5&6 です。名前からして難しそうですが、2つ上で私が紹介した 1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急 (TOEIC TEST 特急シリーズ) よりやや易しめです。

構成は26問(Part5が20問+Part6が6問)×5セットの計130問。巻末に全問題の文がまとめて掲載されているので、スキマの時間を利用して復習もできます。

良問が多く、間違えやすい問題が凝縮されたような問題集です。文法知識に自信がついてきたらチャレンジしていきましょう。


初心者が文法の次に勉強するべきこと


最後に、初心者が英語の基礎的な文法を学んだあとに勉強するべきことをお伝えします。

結論、単語をやりましょう。使う単語帳は金のフレーズ一択です。

TOEICは出題される単語に偏りがあり、その中でも頻度の高い順に前から学んでいけます。

私はこの金のフレーズを9割以上覚えてから模試を解いた結果、150点ほど点数が伸びました。

文法と同時並行で勉強していくのもおすすめです。

また、TOEICではテクニックを習得することも非常に重要です。小手先のテクニックを覚えておくだけで誰でも点数が跳ね上がります。

詳しくはこちらで解説しています。


TOEIC文法の勉強法と参考書9選まとめ


いかがだったでしょうか。
TOEIC初心者の方(600点以下の方)はまず文法を固めることを最優先にしましょう。最後にその理由をまとめます。

  1. リーディングのみならず、リスニングでも効果を発揮する。

  2. TOEICでは文法知識を問われる問題数が多い。

  3. その後の学習スピードが向上する。

今回紹介した参考書を用いて、英文法を得意分野にしましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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