【解き方は?】2カ月半で255点UPしたTOEIC Part5対策
みなさんこんにちは。Arkaiveです。
今回は、
TOEIC Part5の問題形式を知りたい。
TOEIC Part5の解き方が知りたい。
TOEIC Part5のコツがあれば知りたい。
といった方々に向けて、TOEIC Part5の解き方を徹底的に解説していきます。Part5対策のためのおすすめ問題集が知りたいという方はこちらの記事をどうぞ。
この記事を書いている私は、2カ月半の勉強で645点から900点まで点数を伸ばしました。最短で点数を上げたい方は必見です。
✔この記事から得られること
TOEICにおけるPart5対策の重要性が分かる。
簡単な問題の見分け方が分かる。
問題の正しい解き方が分かる。
最後に重要ポイントをまとめましたので是非最後までご覧ください。
本編入る前にいつものコピペです。
この記事も有料設定していますが、全文無料で読むことができます。もし「有益だった!」と思っていただけた場合は、私の大好物であるカントリーマアムを調達するための費用としてカンパいただけると大変うれしいです。
TOEIC Part5対策の考え方(大前提)
TOEIC Part5はリーディングセクション最初のパートにあたります。内容は「短文穴埋め問題」であり、問題数は30問と多めです。ここで「コケる」と後の問題に響くので、しっかり対策をしていく必要があります。
また、Part7の長文読解問題のために十分な時間を残しておくために、Part5は10分以内で解くことが理想です。
そのためには、
簡単な問題は5秒で解き、難しい問題のために時間を「創る」
ことが重要です。
Part5における簡単な問題と難しい問題は以下のように分類されます。
簡単な問題 … 品詞・代名詞の格・関係詞を問う問題
難しい問題 … 文脈に依存する問題(接続詞・語彙・前置詞など)
つまり、品詞・代名詞の格・関係詞を問う問題をいかに早く解けるかが「鍵」となってきます。
これらを見分けるのは簡単で、選択肢に注目します。最初に見るのは文章をみるのではなく、選択肢です。
少し詳しく説明していきます。
簡単な問題の見分け方
結論から言うと、
「①選択肢が似ていれば簡単な問題、②選択肢が似ていなければ難しい問題」
と覚えましょう。
練習として、
のNo.101~No.105を見分けていきます。
No.101は、選択肢がどれも “complicate” = 「複雑にする」の派生語となっており、形が似ていることが分かりますね。
これは簡単な問題①に分類されます。詳しい解説は次の章で行います。
こちらの問題はどれも形は似ておらず、品詞も異なりますので難しい問題②に分類されます。ただし、この問題はあるテクニックを用いれば簡単に解ける問題でもあります。(後で詳しく述べます。)
こちらは形が似ているのでNo.101と同様に簡単な問題①に分類されますね。
こちらの問題は、正しい関係代名詞を選ぶ問題で、簡単な問題①に分類されます。
こちらは見ての通り選択肢が似ていないため難しい問題②に分類されます。
このように、簡単な問題とそうでない問題を瞬時に見極めることができると、無駄に時間を消費してしまうことを防ぐことができます。
簡単な問題の解き方
それでは簡単な問題の解き方を順番に解説していきます。
先ほど紹介したNo.101, No.103, No.104 が簡単な問題でしたので、これらを種類ごとに分けて解説していきます。
品詞問題の解き方
選択肢を見たときに、ある単語の派生語(異なる品詞)が並んでいたらそれが品詞問題です。
品詞問題は全文を読まずに解けるので、それを練習していきましょう。先ほどのNo.101とNo.103がこの品詞問題に該当します。
解答時間の目標は5~8秒です。
解き方の手順を解説していきます。
空欄の前後を見る。
直前が unnecessarily / 不必要に(副詞)。さらにその前には mobile devices are often と続いているため、that以下は “S V O” または “S V C” の構文であることが分かる。つまり空欄に動詞は入らない。
unnecessarily は副詞であるため、名詞は修飾できない。よって空欄に入るのは形容詞。(”S V C”構文)
以上より、(D)の complicated が正解。
今回は説明しやすくするために “S V O” や “S V C” といった文型の話をしましたが、解くときにそこまで深く考えなくても大丈夫です。
というのも、慣れてくるとコロケーションと似た感覚で unnecessarily の後には complicated が続くのが自然であると分かるからです。特に今回は文末であり、動詞が来ることは稀であり、形容詞が来ることはすぐにわかります。
形容詞は名詞を、副詞は名詞以外を修飾すると覚えよう!
こちらも品詞問題です。
空欄直前のthatに注目すると、空欄はthat節の主語の一部であることが分かる。
learning new skills を修飾できるのは (D)regularly / 定期的に(副詞)のみ。
that 前の states / 述べる が動詞であることが分からない人は若干難しいと感じるかもしれません。
最初に文の構造を把握することはとても重要なので、分からなくても焦らず、落ち着いて把握していきましょう。
空欄前後を見る → 文の構造(文型)を把握
関係詞問題の解き方
品詞問題と同様に、こちらも空欄前後を見れば解ける問題です。
解答時間の目標は5~8秒。
こちらは若干思考が必要な問題です。
空欄前後を見る。後ろの動詞 recognized はこの時点では過去形なのか、過去分詞形なのか分からない。
もう少し読み進めると、were が出てくるので、そこまでが長い主語であることが把握できる。
つまり recognized は過去分詞形であり、空欄との間に who were が省略されていることが分かる。
以上より、those (=people) と考えることができる (D)が正解。
そろそろお気づきの方もおられるかもしれませんが、簡単な問題といっても「ある程度の文法知識と対策」は必要です。
そのためにも問題集での演習は必須です。
他にも簡単な問題に分類されるものとして、代名詞の格を問う問題がありますが、こちらについては以下の参考書で確認して頂ければと思います。
TOEICの中では超有名な参考書です。
他にもおすすめのPart5問題集を以下の記事で紹介しておりますのでご覧ください。
難しい問題の解き方
続いて難しい問題についても見ていきましょう。
No.102とNo.105が難しい問題に分類されましたね。順番に解説していきます。
やはり最初に空欄前後を見る。直前は reviews 、これでは動詞なのか名詞なのか分からないためもう少し前を見ると、top performance reviews とあり、名詞であったことが分かる。
後ろは主語動詞と続いているため、空欄には接続詞が入る。
以上より、接続詞は (C) since のみで、文脈的にも正しくこれが正解。
今回は品詞で絞り込めましたが、どれが接続詞か見分けが付きにくい方は、文脈を考えるようにしましょう。少し時間はかかりますが正答率を上げられます。
空欄まで:Jamal Nawzad には最高の営業評価が与えられた。
空欄の後:彼は2年前にその営業部に入った。
よって、since / ~から が正解と選べますね。
これは完全な「文脈問題」となります。文章全体を読まないと解けません。
選択肢がすべて形容詞であることを確認し、文脈に依存する問題だと把握する。
先頭から訳していく。
Develyn’s Boutique で売られているすべての服は自然由来の素材と、〇〇な染料からつくられています。
選択肢の意味を確認していく。(A) 即自的な、(B) 合成の・人工の、(C) 妥当な・高くない、(D) 想定上の。
文脈から (B) synthetic / 合成の が正解。
これが最も解くのに時間のかかるタイプになります。単語の意味が分からない場合は考えても無駄なので、適当にマークして次に進んでください。
リーディングセクションは時間との勝負です。
時には諦めも肝心。
TOEIC Part5 解き方まとめ
いかがだったでしょうか。Part5は最も勉強に時間を割くべきパートだと考えています。問題数が30問と多いことと、このパートを早く解ければ、Part7の長文読解問題に時間を割けるからです。
重要ポイントのまとめです。
選択肢に注目し、似ていれば簡単な問題、似ていなければ難しい問題と判断。
簡単な問題は空欄前後を見れば解ける問題がほとんど。
空欄前後を見る → 文の構造の把握
形容詞は名詞、副詞は名詞以外を修飾する。
知らない単語が出てきたら長い時間をかけずに諦めて先へ進む。
是非分厚い対策をしていってください。
今回紹介しきれなかったタイプの問題もあります。
こちらの記事でおすすめの問題集を紹介しておりますので、そちらの問題集で演習を積んでいきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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