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温暖化と体毛
人間は進化の過程で体毛が退化し、今の状態になったと考えられています。その原因には諸説あるようですが、暑い環境に対応するためというのが一例として挙げられています。
ところで、この体毛がもし吸湿速乾性に優れているもので構成されていたらどうなっていたでしょうか?汗を吸い込み、毛先まで吸い上げ、その表面積の全体で一気に揮発させる。かなり涼しいのでは?
このような毛が生物の皮膚では生成不可能だったとしても、我々の科学力をもってすれば、服の外側に、そのような毛を生やすことは可能なのではないでしょうか。
これからも地球の気温は上がり続けます。そのうち日本の最高気温は45℃、50℃に達するようになるでしょう。着用する服には今以上の涼しさが要求されるはずです。もし電力が切れて、クーラーが止まったりしたら死人が出るでしょうから、自力で暑さに耐える工夫は必要です。事態は急を要します。
さて、もちろんですが、服が汗を吸い揮発させることによって体温を下げるのですから、服は体に密着している必要があります。少なくとも「汗をかく場所の全て」で吸湿速乾毛が体に密着して生えている必要があるでしょう。
どうでしょうか、ボディスーツに吸湿速乾毛を付加するというのは。
実に合理的な考えだと思います。
付加された毛が、普通の服を着ているのと変わらないシルエットを描くのなら、それほど抵抗感もないのでは?
残念なことがあるとすれば2点。
1つは私が、ケモ耳とケモ尻尾までが守備範囲だということ。
1つは、ボディスーツはお手洗い関連で使いにくい、ということでしょうか。