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追従真空飛行船 コンパニオンデバイス

ウェアラブルデバイスという発想が既に古いのかも。
追従式というのはいかが?


ウェアラブルデバイス
デバイスを着る、荷物を着るにはどうすればいいのかという視点で考えてきましたが、すでに世にあるバッグの類が最適解ですという答えにたどり着いた。バックパックは偉大だった。

さて、では人類は重たいスマホをこれからも持ち続けるのか?
私は、違うと思う。

2輪自立追従車
 身に付けなくても持つ方法はある。預けておくことです。
そして預けた相手が自分に追従してくれるのなら、それは持っているのと変わらない。サーバントスタイルといってもいいかもしれません。現在、自動2輪メーカーであるYAMAHAが自立し追従する2輪の車両「MOTOROiD」を開発中です。私もワクワクしながら新たな知らせを待っております。
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 ですが、その車両は大きいのです。あれでは、2台所有してコックピットモジュールと接続できるようになれば4輪自動車にもなりそうです。それはそれで最高なのですが、一般人にはデカくて重くて高価なもの。そこで、自転車ってどうなのだろうと思っております。自立し追従してくれる自転車の形をしたスマホケースです。
 この自転車に人は乗りません。なのでハンドルやペダル、サドルなどの出っ張った部分はありません。電池、電動駆動系、姿勢制御系、そしてスマホ。これだけなら車体重量はロードバイクを改造したとして20kgほどでしょうか。一般家庭でもなんとかなりそうです。
 さらに、2輪姿勢から1輪姿勢へと立ち上がってくれると、狭いところにもついてきてくれそうで良いですよね。
 電動だからこそできる2輪車の2輪駆動にすれば走破能力も上がりそうです。前述の1輪姿勢も、前輪を上げるだけではなく、後輪を上げることでも可能となれば、そういう歩き方で急な坂を上ることだってできるでしょう。
 公共交通機関などを利用するときは、人と一緒に乗ってもいいし、一般道で追走してきてくれてもいいでしょう。

追従真空飛行船
 さて、街はとにかく狭い。自転車が自動でついてきてくれるにせよ、人ごみの中で自転車があっては邪魔なだけです。仕事場にも付いては来られません。そこで、飛行船ってどうなのだろうと思うのです。ふわりと浮いている追従してくれるスマホケースです。
 自走してくれてもいいのですが風に流されてしまうと面倒なので、自走してくれなくてもいい。服に固定するなりしてもいいと思います。浮力によって実効重量は0kgなのですから、全く重くありませんし。
 スマホなんて皆さんどうせ目元か耳元で使うでしょ?なら、目の前に浮いててもいいし、耳の近くに浮いててもいいですよね。操作はAIを挟んだ音声指示で行ってもいいですよね。声が枯れそうですが。
 んで、浮揚ガスですが、水素は可燃性だから危ないし、ヘリウムはお高いし、これらガスが漏れたら一般家庭では修理できません。そこで、真空ってのはどうだろうかと考えるのです。ガスを注入するのではなく、抜くのです。そして浮力を得るのです。現在のアルミなどの材料では強度が足りないので難しそうですが、もし可能なら、真空ポンプで内部圧力を減らすだけ。一般家庭でも対応可能です。

以上をもちまして追従真空飛行船の空想話とあいなります。
皆様には、荷物を着るというところから随分と遠いところまでお付き合いいただきましてありがとうございました。

なにか発想のきっかけになりましたら幸いです。

読んでくれてありがとうございます。

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