羽織をポンチョの代わりに
外気と体の間に空間を。
着物には多くの服の種類があり、その中でも一番外に着る着物を羽織という。まあだいたいそんなイメージでいいと思う。
この羽織を洋服の上に着て外に出てみた。
ショルダーバッグを肩にかけ、その上から羽織を羽織ったのだ。
荷物の分だけ羽織は膨らみ、大きめのショルダーバッグを体の横に回せば、まるで日本刀を腰に差しているかのような風体になった。
暑くない。
外気温にふさわしい暑さを感じてはいるものの、日の光による暑さは感じにくい。荷物で膨らんだ空間の空気が断熱材として機能しているのがわかる。
服を膨らませるのです。
背中にリュックを背負っているなら、その上から羽織でもいいし、侍が謁見の時にきているような裃(かみしも)を着るのでもいい。
被衣(かつぎ)
女性は、羽織を頭の上に広げる被衣(かつぎ)もいいかもしれない。手で持ち上げていられれば十分に陽の光に対処できると思うが、これは大変だろう。そういう帽子があれば言うことなしでは?
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