西から昇る太陽は無い
いつだったか、日本維新の会が初めて選挙に出たときだったか、誰かが言っていました。
西から昇る太陽は無い、と。
当時は、西が示す範囲が広いため暴論や極論に近いものと考えてました。あれからふと世界地図を見て、何かの関係があるのではないだろうかと思っています。国の首都の位置です。
国の首都が国土の東や東南に位置する国の数はあまり多くありません。日本の東京、アメリカのワシントンDC、イギリスのロンドン、オーストラリアのメルボルン、イタリアのローマ、カナダのオタワ、ブラジルのサンパウロ、アルゼンチンのブエノスアイレス、こんな感じでしょうか。海軍国家だと日の出方向に首都を作りがちなのかも?という印象です。そして、栄えてる国が多い印象です。仲も良さそうな印象です。
では、逆に首都が国土の西や北西にある国を見ていきましょう。ロシアのモスクワ、韓国のソウル、北朝鮮のピョンヤン、インドのニューデリー、フィリピンのマニラ、インドネシアのジャカルタ、キューバのハバナ、トルコのアンカラ、イランのテヘラン、などなど。あまり栄えてない印象を受けます。それと、やっぱり仲良さそうだなあとも。
では北東。
中国の北京、台湾の台北、ドイツのベルリン、マダカスカルのアンタナナリボ、カザフスタンのヌルスルタンくらいでしょか。ぱっと見た感じではこれくらいです。うーん、わかりません。どなたか歴史や民族、宗教に詳しい方の意見を待ちたいです。ただ、この方角は鬼門とされるいわゆる丑三つ時の方角です。この考えのたぶん発祥の地であろう中国が、気にしていないのには疑問を感じます。
さて、話を戻します。西から昇る太陽は無い。
皆さんはいかがお考えでしょうか。
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