仕事と家庭を繋ぐ細い橋
家庭というのは防衛的な空間である、という印象です。そして仕事の空間はもちろん目的意識の強い空間です。働き手が家庭に受け入れてもらうには、この2つを行き来しつつ、どのどちらにも他方の意識を持ち込んではならない、のではないだろうか。
家庭は子供を守ることを、主に同じような家庭を持つ人から、当然のこととして要求されます。自然と防衛的、保守的になります。しかし守ることだけを考える仕事は一般的に長続きしない、のだそうな。働き手は自然と働き手は効率的というか、変化を前提とした目的的な意識を持つようになる。
この2つは大変に仲が悪い。家庭は変化に慣れていない。仕事は防衛的であることと相性が悪い。だからこのどちらかに他方を持ち込むときは細心の注意が必要だと思う。テレワークになり家庭と仕事の空間が限りなく接近する昨今、器用に跨ぐ術が必要かも。