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保育園の卒園式関連でやったこと。主にムービー制作について。
小1の壁について記事を書こうとしているのだが、その前段階として、卒園式関連でやったことをまず書くことにした。息子の通った保育園では、保育園(つまり共働き家庭)の割には手をかけて色々なことをやった方だと思う。もし、これを読んでいて、この先に卒園・卒業ムービーを作ろうと思っている方がいたら、下記の分担などが参考になれば幸いです。
分担 (年長時の10月末=卒園5ヶ月前に決めた)
・謝恩会係 3名:謝恩会会場やコンテンツの決定(会場は結局保育園を使わせてもらった)、先生方との調整、当日の進行、子どもたちからの歌とお花のプレゼントの準備(歌詞カンペも用意してもらった)
・アルバム係 2名:写真素材を集め、アルバム業者を選定し、発注
・ムービー係 2名:アルバム係と連携して素材を集め、ムービー作成
・記念品係 2名:保育園に寄贈する大きめの記念品(今回は玉入れセット)、担任と園長先生への寄せ書き、他の先生方へのお礼の品(写真入りのキットカット)、子どもたち分の記念品(写真入りのマグカップ)
一連の流れからの学び
・6年分の写真は膨大。素材集めは早いうちにこまめにやろう。アルバムやムービー用の写真は、偏りがないように保護者自ら選んでアップロードする形式をとったが、6年分×保育園行事の数だけあるので整理と選別が大変。年が明ける前から早めにやろう。
・保育園の行事の際には、自分の子どもだけでなく、子どもと先生との写真も撮っておこう。
・あれこれ大変だったけど、子どもたちの記念&先生への感謝を表すという同じゴールに向かって保護者で共同作業する感じがあって、大変さも楽しめた。
・ムービーやアルバムは自己満足の世界。でもやった分、良いものができて満足。
・上の学年がどうしたかなど、上の学年の保護者に軽く聞けると参考にできる。特に謝恩会はコロナ禍とコロナ明けで違う。
卒園記念ムービーの制作でうまくいったこと
素材と分担がすべて。ムービーは編集者に負担が偏るので、絵コンテ担当と編集担当に分かれて担当した。一緒にムービーを担当してくれたママ友が以下の作業をやってくれたおかげでかなり楽にできた。
やったこと詳細とだいたいのスケジュール
絵コンテ担当
・学年、イベントごとに素材を集める(1月中)
・写真をセレクトする
・イベントの集合写真だけだとどうしても引きの全体写真になり、似たテイストで間延びしてしまうので、個人写真をコラージュ。それぞれの写りの良いやつを選んで、1枚に子ども2-4人程度になるように切り貼り
・スプレッドシートに写真の順番を指示し、ファイル名、ファイルの在り処まで記す
→結果、写真は103枚。
ここまでを2月半ばまでにやってもらった。
絵コンテ担当のママさんはとても仕事ができる人で、編集作業者の具体的な作業を想像したうえで、分担できるところはかなりやってくれた。写真選定と順番の記載までやってくれたおかげで編集自体はかなり負担が減って、めちゃくちゃ助かった。
編集担当(私)
・仕事と家事育児をしながらの編集作業で、主に夜か土日の作業になるため、余裕を見て作業時間を3週間もらった。実質2週間で仕上げた感じ。
・2月4週目から、絵コンテの指示に沿ってひたすら素材をダウンロードし、順番通りにiMovieに並べスライドショーを作成
・BGMと写真の切り替わりのタイミングが合わないと気持ち悪いので調整。音に合わせるのが地味に時間かかった
・写真のスライドショーだけだと間延びするし、子どもたちの可愛さが伝わりづらいので、各学年で一場面、1-2秒の動画を差し込んだ。発表会や運動会など。小さい頃のダンスは棒立ちの子たちもいれば思い思いの方向に走っていく子たちもいて、ワチャワチャ感がめちゃくちゃ可愛い。学年が上がるに連れ成長していき、発表会がきちんと形になっていく様子も分かる
・子どもたちのインタビュー動画も差し込んだ。ここで先生を泣かせることを裏目標に。
インタビューは
「保育園で楽しかったこと、頑張ったことはなんですか」
「先生たちへのメッセージ」
という2問で、1問目はかわいく元気に和やかに。
2問目では、男子は割と一言メインで「6年間ありがとうございました」みたいな感じだが、女子たちは
「〇〇先生△△してくれてありがとうございました」
「◎◎先生だいすき」などと言ってくれるもんだから
卒園式の当日は狙い通りその場面で先生たちが泣いてくれて、心の中でよっしゃとガッツポーズ。
振り返ると、この、子どもたちのインタビュー動画の編集が一番大変だったかも。
雑音が入っていたり、声の音量が各自違ったり、子によっては何て言ってるか分からない子がいたり。一応ピンマイクを使ってはみたものの、ピンマイクの位置が悪かったのか、マイクの性能のせいか、公園で撮影したのが良くなかったのか、雑音がけっこうひどかった。
慣れない動画編集で、音声を切り出して雑音をカットしたり、声を一部だけ音量を上げたり、映像はテイク1で音声はテイク2を使ったりし、字幕も入れたりして、何とか違和感なく見れる状態にまで仕上げた。
(テレビや YouTuber の動画編集者を尊敬する…!)
もしまたインタビュー動画を撮ることがあれば(もうないと思うけど)音声は気をつけて撮影したい。
総括
完全に自己満の世界だったけど、思い出ムービーとしてはめちゃくちゃ良いものが作れたので、やってよかった。(本当はここに掲載したいくらいだけど個人情報満載なので掲載はできない。)
ただ、卒園式前日に会場で設置確認をしたり、当日も、ムービーがうまく流れるかが気になって卒園式で大泣きするのを我慢したりしたので、卒園式の当日にタスクがない人の方が卒園式と謝恩会自体は堪能できたと思う。笑
今、息子は小1の11月。卒園してもう半年以上が経ったけど、振り返って卒園ムービーを見てみると保育園時代の息子やお友達がすごく小さく感じられて、子どもの成長の早さを実感している。
何度も言うけどムービー作って良かったよ。卒園ムービーを作るか迷っている方がいたら、ぜひ作ることをオススメしたい。大変だけどね!