南の川から(気まぐれダイアリー)3月26日

最高気温21、4度(最低気温15、1度)

だらだらと長く降りつづいた春の雨は、昼前にあがりました。
よっしゃ!と沈下橋へ。
頭上の空を —まるで空にも瀬があるかのように― 雨雲が、ゴンゴンと速くながれています。
足元の川を、笹色の水が、サァサァとこれまた速く流れています。
(平水+1、2メーター)。
やがて、地上にも吹きはじめた風は、みるみる強さを増して、爆風に。
水面には、ウサギが飛び、足を踏ん張っても、川に吹き落とされそうなほどの。

岸べの風裏の日なたに避難して、ふたたび川をながめれば、
雲間から顔を見せた、ひさしぶりの太陽が目にまぶしく、心にうれしい。
雨あがりの空の青と、輝く萌黄色の梢が、なんとも美しい。

初夏のような陽ざしに、Tシャツ姿となって見るサクラは、1~3部咲き。今週末には、満開となりそうです。
エノキなどの高木も芽吹きはじめて、うーん、春ですなぁ・・・。

ようやく四万十にも、短き(本格的な)春がやってきたのです。
今宵は、一日遅れの満月と遅咲きのサクラの花を肴に、一杯また一杯といきますか。

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