「トンボ王国 東京」を読んで。【感想】
9月28日の東京新聞朝刊によれば、「過去の一度でも記録された東京のトンボの種類は108種類(絶滅したものを含む)」であり、「鹿児島県の120種類についで2番目に多い」というから、驚きです。なぜ、こんなに多いのでしょうか。
記事によれば、「東京の変化に富んだ地形が多様性を育んでいる」といいます。「東西に長く、西に2000メートル級の山、東には海抜ゼロメートル地帯」という地形が、関係しているようです。
ただし、近年は、都心部での多様性は後退してきていると記事には書かれていました。多摩地域では、今でもトンボの多様性が保たれているようです。
この感想文を書いている私は神奈川県生まれですが、この記事を読んで、妙に納得した気持ちになりました。東京の多摩地域にある某市の緑地で、多くのトンボを見かけるからです。トンボがたくさん飛んでいるのを見ていると、豊かな自然が残されているのを肌で感じることができます。
下の写真は、その時、その緑地で撮ったトンボの写真です。ハラビロトンボという名前のトンボです。このとき、私は生まれてはじめて水色のトンボを見たので、思わず、「美しいな」と思い写真を撮りました。
水色のトンボ、きれいです。