アンケート調査など、母集団全体に質問を聞けない場合、サンプル(標本)をとって推定することになるが、どの程度のサンプルサイズが妥当かという話です。
1. 標本誤差
標本値と母集団値との差。
2.信頼区間
母集団の平均(母平均)を推測する際の区間推定。区間推定を使えば、母集団すべてを測定しなくとも、平均を確からしく推定することが出来る。
3.回答比率
母集団の中である同じ属性を持った人たちの比率。はいといいえが半々の答えとなる場合は50%。調査の結果、サービスの認知率が30%の場合は30%
4.サンプルサイズ
標本誤差と信頼区間と回答比率によって決まる。
信頼区間は一般的に95%、回答比率は誤差の大きい50%で計算し、標本誤差を5%をおくと概ね決まる。
前提として母集団(例:日本人全体が対象なら1億人)が異なると必要なサンプル数が異なる。