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シロアリに喰われた我が家

我が家がどのようにシロアリに喰われたかという記事です。

【我が家のスペック】

1. 築年数

我が家は私が新築で建てたわけではなく、2003年に大手ハウスメーカーが設計/施工した家を、2013年に私が中古で購入しました。
2024年末現在で築21年です。

「築20年を過ぎている」ということの重要性はこちらにまとめています。

2. 構造

戸建てでは普通ですが、木造スレートぶき、2階建ての建物です。

3. 防蟻工事

新築時から施工した大手ハウスメーカーで防蟻工事を実施していました。
保証期間が切れるタイミングで定期的に点検/工事を続け、私が物件を購入してもそれを引き継いで防蟻工事を依頼していました。
直近での防蟻工事は2023年に実施してもらいました。

【我が家にシロアリがっ…!?】

2024年6月頃、1階サンルームの柱がおかしいことに気づく。
窓が、開かない。

よく見ると、柱がボッコリ膨らんでて、土っぽいものがはみ出している。。。


サンルームの柱が膨らんで、土っぽいもの=蟻道(シロアリの通り道)がっ…!
柱が膨らむことで窓が開きにくくなってた。

こればっかりは住んでてもなかなか気づかないものなのかも…。
(別記事でこの理由について記載します)

これはおかしいと思い、家の中を調査。
この時点での被害箇所は以下の通り。

画像じゃ伝わらないけど、2階のトイレの床がブヨブヨ
別の方角の天窓の枠も若干膨らんでいる 逆サイドと比べると明らか
玄関から上をよく見ると、蟻道っぽいものが
玄関ポーチ柱の下端に蟻道らしきものが。昨年に防蟻工事を施工した箇所の近くのはず。

おそらく、以下のルートでシロアリが建物に侵入した様子。

さっきの柱からシロアリがバルコニーに登って、2階トイレやサンルームの柱が喰われた様子

【シロアリの駆除が最優先】

おそらく侵入ルートとしては上記の通りと推定しつつ、まずはシロアリを駆除しないと始まらないということで、駆除工事をハウスメーカーに依頼することにしました。
シロアリを駆除しないままいろんなところを開放して点検した場合に、二次被害が懸念されることから、こういう時はまずはシロアリの根絶を実施するのがセオリーのようです。

1. 駆除工事の契約

この際、大手ハウスメーカーと「駆除工事に関する工事契約」を数十万で締結しました。
「免責事項(ハウスメーカーが補償しない条件)に該当しなければ合意解約、該当の場合は私が負担」という契約でした。

その当時は一刻を争う状況でもあり、また基本的に補償してくれるもんだろうと思って、若干モヤっとしながらも契約を締結しました。

2. シロアリの駆除

シロアリの駆除はやみくもに巣を探す方法ではなく、いわゆるゴ○ブリ駆除における「ブラック○ップ」に近いやり方を取ることにしました。

「ブリングベイト剤」を設置。

開封した中身を木枠の中に入れて水を含ませ、毒餌設置完了

これをシロアリの働きアリたちが巣に持ち帰り、巣にいる女王アリたちがこれを食べることでシロアリが巣ごと全滅するという仕組みだそうです。
まさにブラック○ップ。

ちなみに、シロアリは実際はアリではなくゴ○ブリの仲間に近いそうです。
その話はいずれまとめるとして。

設置後一か月。以下、シロアリ画像注意。











シロアリが毒餌に群がっている様子。
喰われた分を補充

これを何度か繰り返し、8月中旬に無事シロアリが死滅!

こうして、ようやく被害状況と侵入原因の調査に移れることになりました。
免責条項に該当するかどうか、ハウスメーカーが手配した消毒業者の鑑定士を東京本社から呼んで調査することに。

東京本社がわざわざ?
ここでも若干モヤりつつ、被害状況の調査の日を迎えることになりました。

※本記事は「投げ銭」方式としています。この先の記事は有りませんが、記事が良かったと思われる方は購入していただけると幸いです。

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