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1年半かけてロングヘアに!髪を伸ばして見つけた新しい自分
「今日はどうする?」
行きつけの美容院へ行き、いつもかっこよくしてくれる美容師 / Azumiさんにそう聞かれて、僕は少し緊張しながら答えました。
「髪の毛伸ばしたくて…」
いつも同じような髪型へ整えるために通っていた美容院。ちょっとだけ勇気を出して伝えたその言葉に、Azumiさんはすぐにこう返してくれました。
「お、いいね!やろうよ!」
たったこれだけのやりとりですが、この時の「いいね!」という肯定の言葉が、僕を前向きな気持ちにさせてくれました。
髪を伸ばすなんて、ただのイメチェンだと思う人もいるかもしれません。ただ、自分の中で「髪を伸ばす」というのは小さな挑戦であり、同時に大きな決意でもありました。
結果として髪を伸ばしたことで、見た目も印象も変わり、新しい人間関係や自分発見にもつながりました。
なぜ髪を伸ばそうと思ったのか、どんな苦労があったのか、そして実際に伸ばしてみて良かったことを、僕のリアルな体験談としてお伝えします。
髪を伸ばそうか迷っている方、変化を求めている方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
なぜ髪の毛を伸ばそうと思ったのか?
理由は大きく2つありました。
1つ目は、「自分を変えたいという気持ち」から。
僕はもともと、化学メーカーの製造現場で働いていました。品質上の理由で長い髪もヒゲもダメだと言われていた環境(あとから分かったことですが、髪の毛はくくればOKでした)。
9年という時間をそこで過ごし、どこか自分が「型にはまっている」と感じていました。
そんな中、転職を決意したタイミングで「見た目も変えてみたい」と思ったんです。
それが、「髪を伸ばしてみよう」という発想につながりました。(よくよく考えたら一度は伸ばしてみたかったし!)
2つ目は、「印象に残る人になりたかった」という思いから。
短髪でももちろん良いのですが、第一印象で「印象に残る存在になる」ことってすごく大切で、それでいて難しいですよね?
僕の場合、それがロングヘアしか思いつかなかっただけです。仕事でもプライベートでも、人とのつながりをつくる上で印象の強さは大切だと思っています。
髪が伸びるまでの1年半
髪を伸ばすのにかかった期間は約1年半。途中経過をAzumiさんに確認してもらいながら、少しずつ整えていきました。最初の頃の会話が特に印象的で、
Azumiさん:「そろそろ切る?(笑)」
僕:「いや、まだ伸ばしたいです!」
Azumiさん:「ちゃんと伸ばしたいんだね!(笑) 途中切りたくなるかもしれんけど、伸びきった姿をイメージして楽しもうや!」
そんな風に、毎回ポジティブに話をしてもらえたのはめっちゃ嬉しかったです。
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めっちゃスッキリ!
途中の6〜9ヶ月目あたり、中途半端な長さが一番大変でした。襟足が首に触れる感覚が気になり、スタイリングも決まらない。
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この時期を乗り越えるコツとして「帽子を被る」のおすすめです!見せたくないなら帽子で隠しちゃえスタイルで過ごしましょ〜!(帽子被った写真しかなく髪の長さの参考にならなかったので…🙇)
普段あまり帽子を被らないぼくにとって、それもまた新鮮な経験です。
1年を過ぎる頃には、髪の毛が首元を覆うようになり、ロングヘアに近い見た目に。1年伸ばせたね記念に撮ってもらった写真がありました、こちらです!
before↓
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カット前はこんな感じ、長い < もっさり
after↓
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パーマかけると雰囲気出てきた…!
正直、1年も伸ばせば「髪伸びたわ〜!」って感覚を味わえます。というか、これでいいんじゃない?って気持ちさえ芽生えます!(笑)
それでも、さらに半年かけてようやく「完成形」に到達しました。
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髪を伸ばして良かったこと
髪を伸ばしたことで得られたものはたくさんありますが、特に次の3つが大きな変化でした。
印象に残る人になれる。
「なんかこの人仕事できそう!」という印象を持たれることが増えました。人との出会いで第一印象が重要だと言われますが、髪を伸ばしてからは「個性がある」と言ってもらえることが多くなりました。
ただし、見た目だけではなく、「実際に仕事もできる人」と思われるよう努力は欠かせません(笑)。知らなかった自分に出会える
髪を伸ばすというシンプルな変化が、自分の新しい一面を引き出してくれました。「意外と美意識があるんだな」とか、「ヘアスタイルのアレンジって楽しい!」と思えるようになるなんて、以前の自分では考えられませんでした。「一度はやってみたい」を叶えられる
やりたかったことに挑戦し、それを形にできたことは大きな達成感にもつながりました。
長い髪の毛に憧れたことがあるなら、一度挑戦してみる価値ありです。新しい挑戦が、自分の可能性を広げてくれることを実感しました。
髪を伸ばす中での意外な発見
髪を伸ばすことで意外と気づかなかった、というか気にすることのなかったデメリットもありました。
例えば、清潔感を意識しないと「ただのボサボサ頭のおじさん」になってしまいます。髪を乾かす時間も増えるので、日々のケアは必須です。
でも、それ以上に良かったことが多かったので、デメリットは些細なことでした。特に「見た目で印象を残せる」というのは、仕事でもプライベートでも大きなプラスになりました。
変化を楽しむ勇気を持とう
髪を伸ばすという挑戦を通じて、僕は自分の可能性を広げ、新しい世界を知ることができました。大げさに書いてるように感じるかもしれませんが、見た目の変化はもちろんのこと、内面にも変化がありました。
髪を伸ばすか迷っている方、イメチェンしたいと思っている方に伝えたいのは、「変化を楽しむ勇気を持つこと」です。それが「髪の毛を伸ばす」だとしても、大きな一歩になることは間違いないと思います。
さて、次はあなたの番です。
ここまで読んでくださったということは、伸ばしてみたいんだけどな〜って思っているか、見出したら最後まで読んじゃった(めっちゃ嬉しい)って方だと思います。
「何かを変えたい!」「髪を伸ばしてみたい!」そう思った今が、きっとその一歩を踏み出すタイミングです!