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いま、それぞれが抱える心の葛藤

今日、水戸市で起こった事件。聖火リレー中に聖火に向かって53才の女性が水鉄砲を発射した。そして現行犯で逮捕された。もちろん法を犯した行為は許されるものではないのだろう。それはわかる。でも、、、。この女性はきっと思い詰めた上での行動だったのだろう。五輪中止最強硬派の私は心が痛む。

今日の報道ステーションで異例の光景が映し出された。コメンテーターの太田氏がもう避ける事が出来なくなった五輪開催に対して、心からの願いのメッセージを菅総理に発した。頭を下げたその光景は、通常のコメンテーターではあり得ないものだった。日本人の中には多くの人が太田氏と同じように心の底から五輪開催を心配している。そして、いまだに総理や五輪関係者からは、何故そうまでして五輪を開催しなければならないのかの納得出来る説明がない。

私は、前回の東京オリンピック開催から今日まで誰にも負けないくらいオリンピックを楽しみにしてきた。だからこそ心の葛藤がある。いま毎日一番楽しみにしているのが海の向こうの大谷選手の活躍。本当はそれをこのnoteにたくさん投稿したい。でも出来ない自分がいる。五輪が始まれば開催に反対している人も、そしてマスコミも加熱するだろう。私だって、個々の場面では感動を享受するかもしれない。そんな自分を許せるのだろうか。矛盾していないかと。だからこそ、始まる前に中止して欲しかった。いまでも、これからでも中止して欲しいと、中止すべきと思っている。

どうして、そこまで突き進んでしまったのだろう。恐らく、私には死ぬまで理解出来ないだろう。

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