2021/08/21の一本
本日に取り上げるのはこちらの記事。
内容はテスラが技術者らの知的好奇心を刺激や最高のAI人材の獲得を目的にヒト型ロボの開発に乗り出すという記事。
この記事を取り上げた理由は人材採用の方法に面白さを感じたためだ。
今回のテスラの活動は採用活動で一般的に注目される報酬ではなく、行う活動、事業自体をプロモーション材料として使っている。これは採用の方向性をやりがいの方向に完全にふっている。
一方で、若い技術者を確保するためには合理的だとも思う。というのも日本とアメリカでの違いはあると思うが、AI系の技術はZ世代に多く、彼らは体験ややりがいに価値観の重点を置くと認識している。そして、ヒト型ロボットは多くのアニメやマンガにも使われているロマンがある領域のため、やりがいを感じる人は大きくやりがいを感じるだろう。
その上で今後の課題としてはヒト型ロボットを目的に入社した人材をいかにテスラの人材にし自動運転へと持っていくか、そのためのカルチャーへの共感や人材の教育をどう行うかだと思う。
そういう意味でテスラやイーロン・マスク氏の動向に注目したい。
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