
Photo by
kenkou1973
2021/08/24の一本
本日に取り上げるのはこちらの記事(というよりコラム)。
内容は、本日から始まるパラリンピック、その選手である彼ら、彼女らが使っている義肢や車椅子といった道具は「人間拡張」の技術であり、その技術を使っている選手らは高齢化が進んでいる日本だからこそ、共感を生み、元気づけてくれるだろう、という内容。
この記事を取り上げた理由としては、この考え方に大きく共感できるためだ。
というのも、私はオリンピックよりもパラリンピックを楽しみにしていた人間である。その理由は人体という道具で結果を生むオリンピックよりも、人体とテクノロジーによって生まれた優れた道具の2つの道具を使いこなすパラリンピックのほうが結果に人類の進歩を感じる事ができるためだ。
現在、オリンピックとパラリンピックは別の大会として行われている。そして、パラリンピックのほうがオリンピックよりも注目度も低いという現実がある。しかし、技術の進化によって義肢といった技術が「不足している体の補完」ではなく「人間の機能を追加する技術」というふうに認識されるようになれば、パラリンピックのほうが注目されるかもしれないし、その2つが統合される未来もあり得るかもしれない(もしかしたら、ドーピングのように「人間拡張禁止」と言われる未来もあるかも知れない)。
そんな将来を夢みつつパラリンピックに注目していきたい。