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食はクリエイティブ
「食」はとてもクリエイティブだと私は思っています。
料理は味、見た目、触感や温度、香り。それだけでなく
提供される空間では、調理中の音を聞きながら、鮮度という時間軸をも大切にされる。味わう。それは視覚への感動や、記憶に刻まれるような香り、口入れた時の温度感や舌触り。その全ての経験は、まるで劇場の様です。
今までで、最高に美味しかった、お料理の味を思い出してみてください。
その記憶は味だけでないはずです。
五感を通して記憶が甦るはずです。
さらに、味覚は、誰とどんな気持ちシチュエーションで食べたかで定着するものでもあります。
嫌なことがあって、または緊張して、ごはんの味どころでなかったとか、経験があるかもしれません。
また、現代では、孤食(個食)も増えています。
食育という視点では特に、子供は1人で食べるのではなく、家族で食べるのことではじめて味覚が育つとも言われています。
ここで引用させていただくのは、食のドキュメンタリー映画
オオタヴィン監督の『いただきます。発酵の楽園』よりご紹介せていただきます。
’私たちは、毎日食べたもので、1%の細胞が生まれ変わっている。
つまり100日で生まれ変わる。’
とても美しい食の映像と生命力に訴えかけるメッセージが印象的で素敵な刺激をいただいております。
食べることは生きること。
食品の写真を見て、それを食べてみたい!と思うことは、
目の前の物を、自分の体内に取り入れたい、ということ。
例えば、ファッションサイトでのバックや洋服を、身に付けてみたい、買いたい、と思うことや、
音楽を視聴して購入したいと思うこと、
などとはまたちょっと違う、もっと生命力を刺激するような何かがあると思いませんか?
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「HCJ合同展示会」ヒト・モノ・情報の交流と発信を通じて、サービス産業の活性化に貢献するホスピタリティとフードサービスの商談専門展
2021.2.17オリジナル商品開発ビジネスステージにて登壇させていただいた
『食品業界でD2C時代を制する「美味しい写真の創り方」』セミナー内容を元に記事にしています。