BCターフ全頭診断
まずデルマー競馬場についてのおさらい
ダートコースがメイントラックとなります。その内に芝コースがあり日本の競馬場とは逆になります。
ダートコースは1周約1600mとなり、スタンド側に10ハロン向正面に7ハロンの引込線があるのが特徴で直線は280mで札幌競馬場より若干長いくらいです。
芝コースは1周約1400mで、スタンド側の直線半ばから8.5・9ハロン用引込線を設けています。直線は249mで盛岡競馬場に近くかなり小さいコースとなります。直線が短い分コーナー加速が求められ、コーナーを器用に回ってくる必要があり、3角、早ければ向正面から進出する必要があり、勝負どころですんなり加速できるかが鍵にな利ます。
高低差は全体で2から3mほどとほぼ平坦な競馬場ではあります。
10月28日時点でのJRA -VAN WORLDの出走馬情報をもとに書いています。
正直4競走もあると時間がないのでコックスプレートや欧ほど細かくは書きません。詳しく知りたい方は当日までに上げる最終結論を見てください。
・シャフリヤール
前走は終始内を回した3頭が上位3着、外を回した4着のプログノーシスは次走コックスプレート2着に次ぐ5着で外を回した馬では2番手で悪くない競馬ではありました。外を回したプログが次走オーストラリアで好走していることを考えるとそこと差のない競馬しているこの馬も強いとは思います。23年の札幌記念以外海外でも掲示板に入れていますし、能力は高いですね。22年、23年のダービー馬が秋天でワンツーですし、ダービー馬の流れ着ています。ドバイでも美味しくいただいたのでここでも頼みます。
・ローシャムパーク
夏をうまく越せなかったのか、前走を見ると今回は厳しいような気はします。いくら叩きでイン有利とは言え全くでしたからね。2走前は馬場適正に加えて終始外を回される厳しい競馬、3走前はイン有利の馬場を道中で大外から捲っての2着で非常に強かったです。見た感じ2200mが限界に感じてしまうので2400mへの距離延長はマイナスかなと思います。海外遠征も怪しいですし、馬券的には外したい1頭かなと思います。
・レベルスロマンス
強いっすね。ドバイSC本命にした馬ですからね。今年唯一負けたキングジョージ6世&クイーンエリザベスSですが、勝ち馬はゴリアットでJC勝つみたいなことを言っていますし、2着のブルーストッキングは英国際Sを挟み、ヴェルメイユ賞、凱旋門賞を連勝し、世界1になってます。5着はオーギュストロダンと負けて強しでハイレベル戦でした。22年の覇者ですし、人気になりそうですが買わなければいけないかなと思います。
・シェイアービー
ドラール賞を逃げ切ってのここに来ています。2走前は2着に敗れたものの勝ち馬はエコノミクスと負けても致し方ないかなと思います。しかし、世界の強敵相手にどこまで戦えるか試金石になりますね。実績からもここでは厳しいような気がしていますし、距離延長も含めて越えるべき課題は山積みかなと思います。
・ファーブリッジ
2400mG1を連勝でここに来ています。前走は少頭数ではありましたが、G13勝で22年3着と力があるウォーライクゴッデスやG12着1回3着3回G23連勝していたシルバーノットなど強敵を倒していますし、近2走のパフォーマンスならここでも足りるかもと思っています。
・ルクセンブルク
愛王者Sで対抗にした馬ですね。ここ2走6着と奮ってはいませんが、戦ってきた相手が2走前はゴリ、ブルー、レベロマ、サンウェイ、ロダン、前走がエコノミクス、ロダン、エンペラー、ロス、ライターとG1で好走している馬ばかりですからね、しょうがないかなと思います。ここでは十分勝ち負けになっても驚きません。
・イリノイ
9戦して馬券内100%と安定感はあります。距離は24がベストだと思いますし、パリ大賞はソジーの2着に負けるものの3着馬はエニル賞2着から凱旋門賞8着、4着馬はサンチャリオットS制覇でクイーンエリザベス2世C3着と強敵相手に善戦していますし、スタミナが生きるレースになれば十分チャンスあるかなと思います。
・ウイングスパン
前走は手動ですけど1000m通過1分2秒〜3秒くらいだと思います。スローペースを逃げての2着でした。今回は前走ほどに楽に逃げれることはないと思いますのでここでは厳しいような気はします。世界の古馬牡馬相手にどこまでやれるか試金石ですね。
・コンテニュアス
フォア賞3着から凱旋門賞15着、間隔詰めて使った英チャンピオンSを使って10着に大敗そこからアメリカに遠征と疲労が心配です。ここを勝ったら怖いよ。
・ゴールドフェニックス
BCターフに過去2回出ていますけど好走はできていないし、ここ以外は2200mまでしか使わないし、2年間同じローテで出走になります。去年に比べたら小粒なメンバー構成ではあるもののここでは厳しい気はしています。
・グランドソナタ
前走はG2を勝利してきたもののG1での好走は現状なく、2走前も最下位に負けておりG1クラス相手だと少々部が悪いかなとは思います、
・エルエンシナル
前走は南米の凱旋門賞ことカルロス・ペレグリー二大賞を勝利しておりアルゼンチン私芝の最強格の馬ですね、アメリカに来てからの2戦では厳しい競馬を強いられてはいますが、3戦目になる今回は一変があっても驚きはしない。