
週一出社で週三勤務
週五で正社員で働いていましたが、街道歩きがしたかったので、会社を辞めました。一年くらいして、またどこかで働こうかと思いましたが、前の勤め先でまた働けないかと聞いてみたら、ちょうど法務部門長が辞めたところで代わりの人を探していて、即採用となりました。五十代後半なのでとても運が良いと思います。
辞める時に、週三くらいでも良いから、続けたらと、上司に言っていただけていたので、聞いてみたのですが、たまたまその上司が社長になることが決まっていたので、バンコクにいる上司とは電話面接をしましたが、日本国内では特に面接もなく、そのまま採用となりました。
正社員にすると、ドイツの本社での承認を通したりと面倒なことになるので、契約社員でも良いか、ということでしたが、定年まであと数年しかないし、いつまた辞めるかわからないので、特に契約形態は気にしませんでした。そもそも、取締役になれば、任期は一、二年ですから、そう変わらないわけです。経営会議のメンバーでもあるので、そう思えば、別に気にもなりませんでした。
正社員にこだわる人が多いようですが、給与は変わらないし、むしろ、賞与という形で給与の一部を後払いにされることもなく、年俸を12ヶ月で割って払ってもらえるので、退社する時にも損しません。賞与があると、賞与をもらってからやめないと損した気分になります。
部門長なので、自分でなんでも決められるし、周りの人も、私が契約社員だというと、ちょっとびっくりしますが、重要な部署の部門長なので、みなさん大事にしてくれます。
始めは一年契約でしたが、辞めるときに、一身上の都合で辞めると、失業保険がすぐにもらえないので、契約期間満了退職としやすいように、更新の時に三ヶ月契約にしてもらうようにお願いしましたが、短すぎると人事の手間が大変ということで、そのまま一年契約となりました。
週三に慣れると、もう週五には戻れません。時々リクルーターから連絡が入りますが、給与は倍でも、たいてい週五なので、断っています。
給与は予算の六割くらいで、多くはありませんが、贅沢はしないので、十分です。ITエンジニアをしている子どもたちよりも安い給与で、法務の責任者を雇える会社も大助かり。これこそwinwinの関係です。
日本の会社だとこのような柔軟な働き方はできないと思いますので、お金よりも休みが欲しい方は、外資に転職すると良いかもしれません。
外資の良さは給与の良さだけではなく、このような柔軟な勤務体系を認めてくれるところです。