実は裁縫が好きだったとは！？
お気に入りのセーターの保存が悪くて、虫くいになり、それでも小さい穴だったので着ていたのだけれど、だんだん穴が大きくなってきて、もう捨てようか？と思い始める
そうだ！！袖を切ってレッグウオーマーにしよう！！
と思いつき、切ったものの、めんどくさくて、そのまま放置して数ヶ月。
スカートを履いた時の素足の寒さを感じて、思いだす
ヨシ！！作ろう！！
ミシンと裁縫箱を出して、取り掛かる。
一回作ってみて、修正の必要あり、解いてまた作り直し、２時間ほどでできた。
どうやって作ろうか？と思っていたけれど、やり始めると次々思いついて、バイアステープでくるむとか、ゴムを入れるところには別の布をつけるとか、その布をどうやって縫い付けるのか、とかが、その時になったら浮かんでくるから不思議だった。そんなに裁縫をしている訳ではないけれど、ちょうどいい布や、ゴムや、バイアステープは裁縫箱に入っていたのがまた不思議。これはお姑さんが残してくれたもの。
そうして見た目は不細工な、暖かいレッグウォーマーが仕上がった。
2ヶ月ほど前、手提げかばんを作った時もそうだった。前に作ったかばんが小さくて、もう少し大きいのが欲しかったから、同じ布の残りがあったからそれで作れたのだけれど、その布はお気に入りの手紡ぎ、手織りの麻のブレザーで、襟が色褪せてきて、もう着なくなったものをリメイクした。
お気に入りの手提げかばんになった。
ノートカバーも作ってみた。これは、ポケットのあるブックカバーが欲しくて、100均でみたけれど、適当なものがなかった、なるべくプラスチック製品は買いたくないと思うと、見当たらない・・・、作ればいいか！と、布を探し、作り始めた。ポケットの布は、お姑さんのエプロンを孫のエプロンにリメイクした残りで、裏布は、使わない手提げカバンをほどいた生地。
あれ？案外やってるやん！
さて、いつからだろう？こんなに縫い物をするようになったのは？
ああ、この家に引っ越してきた時、本棚に突っ張り棒をして、カーテンを付けたんだった、あの時からだ。
それまではミシンなんて出したことがなくて、白いケースはクリーム色に変わっていた。
6月だったか、「うさと展」に行った時、ペチコートを買った。それまでは合成繊維のものを使っていて、レースが千切れてきていたから、新しいコットンのペチコートは嬉しくて、休みはスカートで過ごすことが多くなり、このペチコートを型紙にして、スカートを縫えばいいなって思った。でも、もう夏は終わったから、また来年に。
縫い物が好きだなんて気づかなかった。
ミシンなんてめんどくさいと思っていたのは余裕がなかったからなんだ。
今日は、何もしない日と決めて、外出せず、朝からダラダラしていたけれど、脳は次々と私を動かそうとする。
家事はするから、洗濯とか、掃除をしつつ、小豆を炊いた。柔らかくなってから塩を少し入れる、これが美味しい！！
塩小豆とチョコレートをコーヒーと一緒にいただく。
そして、レッグウオーマーを作って、ウキウキ！！
ここに来たのは2年半くらい前、それまでは昭和の古い一軒家の借家に住んでいて、水回りがほとんど壊れていて、私は早く引っ越ししたくてたまらなかったけど、家事を一切しない夫には私の不自由さはわからず、引っ越しには反対していた。1年ほど夫を説得し、何軒も不動産屋を回り、奇跡のように見つかった家だった。住む家が決まる前から1人で引っ越しの準備をして、その日も一番いい日を選んだはずだったのに、その当日、あまりにも雪が降るので、私はこの判断は間違っていたのか？と思った。
が、そうではなかった。ここに入居と決まってから、エアコンが壊れて、新しいものに取り替えられたし、入居してすぐに給湯器が壊れて、これも新品に替えられた。築17年のアパートだったけれど、1階がリビングキッチンで2階は洋室2間、夫と2人で別々の寝室を使うことができた。
快適な新居に夫も満足していて、ここを選んで間違いなかったと思う。
幸せな日々は、前の家に住んでいた時から感じていたけれど、ここにきてからは、その質が違っていた。
裕福になった・・・家賃は前より高いのに！！
これはどういうことか？
収入は変わらない・・・
気持ちが豊かになったから、お金が足りないって思わなくなった。
そしたらほんとに、いろんなことがよくなってくる。
奇跡と思えるようなことが起きてくる。起きることの意味が理解できる。
いつも守られていると信じることができる。
毎日感謝で目覚める。
今日は何もしないと決めた日だからYouTubeや本は見ない。
本当はこれもしない方がいいのかも、だけどnoteは自分の心を見つめる役に立つからいい。
下書きにたくさんある記事を削除して、新しい私の思いを綴った。
読んでいただきありがとうございます✨✨