Street Dance of China4、ダンスがかっこよくて素敵な番組だからみんな見てほしい
思わず記事を書いてしまった
記事は書きたかったものの時間がとれなくて、でもこのツイートを見たら筆をとらずにはいられませんでした。
ファイナルが近いとのことで、公式からのツイート。最初は普通にツイートしようと思ったんだけど、どう考えても文字数が足りないから、記事を書きました。
最終回近いけど、でも見てほしい。ダンスに関心が少しでもある人はぜひ見てほしい。。。。そして話そ。。。。
Street Dance of China4
端的にいうと、中国のyoukuなどが制作している、ダンサーによるオーディション番組です。略すとSDC4。簡体字だと、「这!就是街舞」なんで、街舞とも言われてますね。
「いやSMの同窓会ですやん」と放送前からSMファンからは話題になってましたね。左上のハンギョン、右上のヘンリーは同じグループのSUPER JUNIOR-Mで一緒に活動したことがあり、右下のLAYもSMEの後輩グループEXOのメンバーでもあるので、3/4がSMエンタ。
ちなみに、左下の王一博(ワンイーボー)は、スンヨンと同じグループUNIQで活動してました。
SM同窓会っていうのと、日本の、GOGO BROTHERSと、Hilty & Boschっていう、世界的なロックダンスのチームが出演するっていう興味がわいて、見始めました。(2組は三浦大知のReplayのMVにも出演)
正直、そこまで期待はしてなかったんだけど(普通におもしろいくらいかなと)、すごくよかったです。
出遅れて見始めたんだけど、最新に追いついてしまったのが寂しくて、ファイナルを迎えると聞いてそれも寂しくて、とにかく大好きな番組になったので、少しでも多くの人に見てほしいから、この番組の好きなところと、好きなステージについて書こうと思います。
4人のキャプテンが魅力的
(左からハンギョン、王一博、LAY、ヘンリー)※表記ぶれぶれなのは許して
4人ともダンスに対して真剣なのはもちろん、4人のキャプテンがキャラクターがそれぞれあり、すごく魅力的。みんなを包み込むような力があり、でも茶目っ気もあるみんなのお兄さん、韩庚哥。弟の王一博に譲るような場面も。
ヘンリーは今回が初めての参加(他の3人は過去シーズンの参加経験あり。)で、知り合いのダンサーなどもいない状態ですが、持ち前の明るさとユーモアで場を盛り上げていきます。
LAYさんは勝つことを考えて戦略を立てて、しっかりと自分でも点数を取っていくキャプテン。
バトルにて、攻撃側のジャンルの音楽が流れるというルールを生かして出場して、しっかりポイント獲得。(相手はlockだから結構不利)
王一博は、ストイックで、でもちょっと不器用な感じがちょっとずるいですね。
ダンサーを自分のチームにスカウトするコーナー。LAYと希望が被ってしまって、それぞれ面談するんだけど、「LAYといるとき彼女は笑ってたから、彼を選ぶだろう」と自分のチームの他のダンサーからと言われてたのはちょっと笑った。(でもmomoちゃんは王一博を選びました)
キャプテン同士のコミュニケーションも楽しいです。
番組作りに気合が入っている
まずセットが豪華~~~!
オープニングからいきなり気合の入れ方が違う。映画かよ。
番組内のセットも豪華がでかっこいいです。お金かかってる。
また、ダンスに対しての演出・解説もすごく親切。
この番組は、即興の「バトル」と、事前に用意する「ショーケース」でのポイントを競うことになるんだけど、バトルだったら、「wave」とか「speed change」とか、技や評価されるポイントのタイミングでテロップが入るので、周りのダンサーの盛り上がるポイントや、ジャッジの評価のポイントが分かりやすいです。
ショーケースについても、加点ポイント・原点ポイントの解説がされて、審査員がどう考えて作品を評価したか説明してくれます。ダンスを好きな人はもちろん、ダンスに触れる機会が少なかった人にもダンスの良さを伝えよう、という熱意が制作陣から伝わってくる。
とにかくダンサーとステージがいい
やっと本題にはいった。。。。笑
やはり、出演ダンサーとステージがすごくいいです!
私が気にいったステージをいくつか紹介します。
ハッピーポッピンステージ。
新年のあいさつ「恭喜发财」(お金持ちになれますように)という曲で踊るこのステージ。チームワークの良さが伝わってくる楽しいステージですごく好き。混ざりたい。
帽子を被ってるリーダーのACKYさんがとにかく慕われてて、チームの勝利が決まったらもみくちゃにされてて笑った。
马晓龙(Ma Xiaolong)のショーケースは、心を打たれます。
これはいったんまず見てほしい。明解なストーリーに美しくスムーズな流れ。私は初めて見た時に泣きました。本当に美しいステージ。
とにかくダンスがかっこいいショーケース。
王一博のチームの振付師はmomoちゃん一人。チーム自体にもバトル志向のダンサーが多いため、ストーリー性の強い作品を作ることは難しいけど、強いダンサーはいるぞ、とそれぞれの強みをしっかりと押し出したステージ。セットやライティングもよかった。
ルパンとコナンの楽曲を使ったステージもあるんだけど、コナンは中国でも人気みたいですね。コナンの曲流れたら、オーディエンスわいてる。
バトルもすごくいいです。
個人的に、今までバトルは関心が薄かったんだけど、この番組を見てから良さを知りました。
2on2のバトルで、popper・breaker VS waacker2名によるバトル。waackerのAC・ibukiちゃんの2人が息ぴったりで見ていて楽しい。ibukiちゃんはステージの上のパワフルでカリスマあふれる姿と、ステージ降りた時に無邪気な笑顔、どっちも素敵で元気がもらえるダンサー。
バトルといえばやっぱりnelson。
ジャンルのポップはもちろんなんですけど、どんなジャンルがきても自分のものにする音楽性とスタイルがとにかく鮮やか。どの曲のダンスも好きで、何回も見てしまう。
淡々としてるんだけど、しっかりときめるjr tacoもおもしろい。海外ダンサーも強いですが、中国のダンサーもみんなキャラクターが豊か。
popダンサーなのに、lockチームに呼ばれて、「陸上競技チームに重量挙げの選手を選んだみたいな。呼ばれたときはちょっとわけわからんかった」
「ゆるキャラが必要だから」
もっと好きなステージも、話したいダンサーもいるんだけど…、いったんこんなところで…。
battle for peace
キャプテンとダンサー、キャプテンとキャプテン、ダンサーとダンサー、それぞれがリスペクトしあっていて、ダンスが好きなことがこれでもかと伝わってくる番組です。
全体をざっくり決めてしまいたいメンバーと、細かい部分を揃えていきたいというメンバーで、やり方の方向性でぶつかる場面も。
そんな時は火鍋を囲んで解決。
リーダーであるkevenが、火鍋を囲みながら曲についての話をして、お互いについての理解を深めます。
このシーンとかはまぁ、サバイバル番組あるあるだと思うけど笑、どちらもちゃんと意見を主張して、その後にお互いに歩み寄っていって、最終的には勝っていたのでさすが。
この番組のテーマとして出てくるのが、「battle for peace」、バトルを通してお互いを知り、仲良くなります。
また、日本やフランスなど中国以外からも様々な国から集まったダンサーたちは、言語や文化の壁も楽しみながら、それぞれの良さが融合したステージを見せてくれます。ダンスを通じてお互いを刺激し合い、仲良くなっていく姿がいいなぁって毎回思います。
かっこよくて、笑えて、泣けて、わくわくする素敵な番組なので、ちょっとでも気になったら見てほしいです。
YOUTUBEで無料で見れます。日本語のほかにも英語や韓国語の字幕もあります。