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#25 乳がん検診に行きました

はっきり言って、今年はホルモン剤をバンバン飲み、刺し、貼り、股から入れる一年だった。

数えてみたところ…なんと合計147日間

とんでもねぇ。2024年の半分近くは、何かしらのホルモン剤を投与していたということだ。プラスで不定期頻回通院なので、治療中の女性が、常に気を取られるのも仕方ないよね?


特に体外受精を始めてからは、
なんというか高密度な気がする。気がする。


気がするといえば、最近の乳房の張り。
時々チクッと痛い気もする。
まぁ生理現象や、薬の副作用だろう。

しかし、気になり始めると止まらない。
一丁前に薬の添付文書とか読んじゃう。

わたしには、幸い乳がんの既往も家族歴もない。それが、わたしにとってどのくらいリスクのある病気なのかは知らないが、やはり素人の凡人としては…気になっちゃうんだよねぇ…。

気をつけるくらいしてみても誰も損はしない!ということで、時々触って確認してみている。

そして、変なしこりは感じないがやはり、なんか、張っている気はするね…。

気がするばかり言っている。うん。



そんなある日。
ポストに自治体の検診案内のハガキが届いた。

この歳で対象の検診ってないだろ〜。子宮頸がんの検査は、不妊検査一式で受けたし。と見ていたら、ラッキーなことに、わたしは乳がん検診も受けられることが判明した。

ちょうど移植前の休憩期間中に予約が取れたので、行ってきた。

というわけで、乳腺エコー

わたしの年齢ではマンモグラフィがなくて、敷居が低かったのはデカかった。
おそらく検査技師だろう女性職員が、ゼリーを塗り塗りしてエコーしてくれるのだが、痛くも痒くもなかった。

しいていうなら、時々手を止めてじっくりと画面に見入っているのが、ちょっと怖かった。
何が写っているの?そこ、見えにくい箇所ってだけですよね?まさか、あかんやつ?教えて?
と念じるが、教えてくれるはずもない。

最後に検査所見を用紙に書いているのも盗み見ようとしたが、敢えなく失敗に終わった。やめなさい。
1ヶ月後くらいに郵便で届いたその紙には、何の異常もなかったと書いてあって、一安心した。

そのあとは、自分で時々触るようにしている。

健康意識が高まったのは、
不妊治療の良い副産物。

受けられるサービスは享受しつつ、これからも、ゆるっと気にして生きていこうと思う。


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