- 運営しているクリエイター
#仕事
不妊症#21 仕事との両立って?誰のため?
不妊治療。一年近く続けると、もう影のよう。離れなくなってしまった。
*
本格的に通院しながら働いた上半期も終わり。
人事考課の季節。
面談で、上司らは良い感じの人参をぶら下げてきた。産休希望だから無責任に取れない、とかは思わなくていいよと話してくれた。
こんな半端者にも頑張る環境をくれるんだな、居ていいんだなと、安心感をもらった。
女上司、不妊治療の解像度激低のド正論で責めてきたときは、ど
小説『あなたのご希望の条件は』問われた30代
閉館5分前の図書館で、ジャケットだけで選んだ一冊。久しぶりに読み切れて、直感が当たって嬉しい。
会社員のお話が好き。ファンタジーやサスペンスみたいに激しい起承転結はないが、友だちの話を聞かせてもらう感覚で読めるから。
主人公は、転職エージェントとして働くバツイチ40代女性、千葉香澄。仕事ができるのだが、周りから「もっと自信を持って」と言われている。
もし香澄にキャリア相談に乗ってもらって「あ
不妊症#15 採卵周期のストレスコントロール
採卵周期に入り、通院頻度が増えたのと同時に、所要時間も明らかに伸びてしまった。
んで、まーたこの日も缶詰になってしまった。
3時間半…。いっけなーい、遅刻遅刻!午後から仕事なのに、明らかに間に合わない時間だ。
卵巣過剰刺激症候群予防のため運動しないようにと言われても、走らずにはいられないわ…。
腹が減っては戦ができぬ。
コンビニのパンを引っ掴んで、ポイント付与の権利もかなぐり捨てて会計し、駅の
不妊症#14 にわか雨の上司と、決着の夏
蝉がミンミンと鳴きわめく某日。
5回目の人工授精となった。今回、日取りは自分的にかなりうまく行った。あわよくば精神がじわじわ育っていたが、無視するように、うまく行かなかった記憶をnoteに書き上げては更新した。2週間はあっという間に過ぎた。
結局は、判定前日の昼から、おりものの色が変わり、夜には血が着き始め、もうダメなことがわかってしまった。
翌朝。病院は休診で、今回は自宅で判定。
検査して5