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元妻は死の恐怖の中で暮らしていた (ハンガリー日本人女性殺害事件)
ハンガリーで子どもと暮らしていた日本人女性が、自宅で元夫から殺害された事件について、地元メディアの報道を紹介します。
kontrollによれば、裁判所は離婚後共同親権を決定。しかし、父親は交代監護を理由に養育費の支払いを拒否し、ハンガリーを出国。元妻は経済的にも精神的にも追い詰められていたことが伺えます。
この記事は「二人の子を持つ日本人女性の死は深刻な制度的欠陥を示唆している」との見出しで、DV被害者を守る社会システムが機能していないことを指摘しています。
(以下、記事から引用)
夫婦は2023年に離婚し、裁判所は共同親権を決定した。交代監護を理由に、父親は養育費の支払いを拒否した。このことは裁判所によって認められ、元夫は判決の1カ月後にハンガリーから出国した。そのため、ハンガリー語も話せずブダペストで働くこともできない元妻の生活はまったく不可能になった。元妻は日本への帰国を望んだが、元夫が拒否したため、事件は当局に委ねられた。元夫は、家族を常に管理下に置いた。PATENT協会のJúlia Spronz弁護士によれば、元妻が死の恐怖の中で暮らしていることは友人の間では長年公然の秘密だったという。
(略)
同弁護士は、DVを受けたことのある女性であれば、おそらく、以下のことに確信を持つだろうと述べた。ハンガリーの当局は虐待された女性を助ける用意がないこと、対応が遅く彼女を追い出すと脅すことさえあること、家族支援サービスは問題への対応を誤って調停を勧めることが多いこと、警察はこれらの事件を優先せず容疑の段階に至った場合のみ接近禁止命令を出せること。つまり、虐待する父親の面会権は守られているのだ。
<出典>
2025年2月7日
二人の子を持つ日本人女性の死は深刻な制度的欠陥を示唆している
Komoly rendszerhibára mutat rá a kétgyerekes japán nő halála
(kontroll)
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ハンガリーでの日本人女性殺害事件に関する記事は、こちらのマガジンにまとめています。
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