立憲民主党 参議院議員 水野もと子さん(4.10 法務委員会へ声を届けよう)
4月10日に開催された「共同親権を廃案に アクション 法務委員会へ声を届けよう」でのリレートークを掲載します。
1:23:44~
皆さんこんにちは。今日もお疲れ様でございます。
立憲神奈川県選出参議院議員の水野もと子でございます。
私は実は法務委員会ではございません。予算委員会、そして外交防衛委員会に所属しておりますけれども、私自身もシングルマザーであります。
昨日ちょうど、入学式だったんですけれども、不登校だった長男が高校生になりまして、そして中学生に女の子が上がりまして。
そういった中で、この共同親権という問題のリアリティを私は皆様とおそらくシェアできていると思うんですね。
もちろん私たちだって離婚した後に円満であれば一緒に育てたいですよね。私は 実は共同養育という形を、仕方なく、実家が遠いもんでまぁしょうがないということでやってきて、しかし養育費でやっぱり揉めまくっています。
養育費っていうのは、うちはちょっとは払ってくれてますけど教育費入ってないんですね。払ってもらってるだけでもまだましだっていうことになっちゃってるじゃないですか。そして払ってもらっても、裁判官の基準が低すぎる。裁判所のしか作ってない。私はだからこの国会に来てからずっと、内閣委員会だったときにも、こども家庭庁そしてあの内閣府、皆さんに、ちゃんと政府が指針を出しなさい、それは普通はいま大学まで行く子も多ければ大学の学費をしっかりと含んだ形での算定根拠を示せというのをずっと法務省にも言ってきています。
だから今回の共同親権、私はまだ皆様DVの方は本当に本当にお心配だと思います。そういった中で、養育費の問題も置いていかれて。こんな法定養育費って本当にちょっとしかもらえないもので、また逃げ得を助長してしまうじゃないですか。ですよね。
そういったことも含めて、そして女性が、非正規雇用が多くて、たくさんの方が子どもに学校にちゃんと行かしてあげたいし、習い事だって同じようにさせてあげたいからということで、本当に厳しい賃金条件の中で、困難の中で特に非正規の方が大変だった中で皆さんは頑張ってダブルトリプル(ワーク)をやってる方もいらっしゃると思うんです。
そういった条件、そういった状況をですね、ほとんど踏まえない。
そしてさらにDVの方々、本当に本当に不安な思いになってることを踏まえない、このような形で法律の案が出てきてしまったこと。そしてそれが粛々と進んでること、私は皆さんとともに許せないと思うんです。
私は共同せよ、育てようというコンセプト自体は特に否定しません。しかしこれが難しいということも。だって離婚してるんですから、難しいということも十々に分かっています。
だから政府はそのリアリティをもって、丁寧に丁寧に法制度を作るべしだということを、私は委員会が違うかったけれどもあまりにも心配になって予算委員会にも申し上げて、外交防衛委員会でも海外と策においておかしいでしょうということを申し上げてまいりました。
だから、今私は本当にどうしてここまで進んでしまっていたんだろうということを、そして私もちょっと他の委員会で忙しくしていたり、ちょっと子どもの受験もあったりして気づいたら法案化されていたことについて、大変申し訳ないと思いますし、なんだか修正は難しくなっているという噂も聞くので今日は法案会議あると聞きますから、それであれば附帯決議において3年ぐらいで見直すというようなですね、条件をつけるべきだということを提案して参りたいとも思っています。
是非皆さん、諦めずに、ここに集まること自体も大変だった かと思います。様々な環境の中で皆さんの思いを、私もしっかりと受け止めて、皆さんが安心できる社会にお子さんと子供たちと一緒に、安心できる社会を生きていけるように声をあげてまいりたいと思います。
共に頑張ってまいりましょう。本日はお疲れ様です。ありがとうございます。
当日の発言は、こちらにまとめています。どうぞご覧ください。