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2025年&here kyoto金継ぎ教室のお知らせ
京都のギャラリー&herekyotoで金継ぎ教室を担当しています。
2025年も&herekyotoで金継ぎ教室を開催致します。通常教室は毎週金、土曜日です。
他に月一回ほど金継ぎ教室の体験をして頂く1DAYWORKSHOPを行っています。
2025年の金継ぎ1DAYWORKSHOPの日程は
1月26日(日)
2月23日(日)
3月22日(土)
を予定しています。
毎回13時より2時間ほど
参加費は6500円(税込み)で当日体験で金継ぎをして頂き、お持ち帰りして頂く器代も含まれています。
予約制ですので、ご希望の参加日をお選び頂き、下記メールアドレスまでご連絡下さい
場所は京都市営地下鉄丸太町駅より徒歩8分です。
ご予約頂いた方へ詳しい住所をお伝えしています。
また、ご質問などもメールにてお問合せ下さいませ。
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金継ぎとは、割れたり欠けたりひびが入ってしまった器を、漆と砥の粉、小麦粉などの自然素材で修理する日本の伝統的な方法です。
古くは縄文時代から漆で修理していた跡がみられるようですが、今多くの方がイメージする金継ぎは、修理をした後に金や銀などで飾り、元の器をより美しく仕上げた物だと思います。
この方法は室町時代、茶の湯文化の茶碗の修理に多く使用されたといわれています。
器の修理としてだけではなく、美しさも追及された結果、金や銀で装飾されるようになったといわれています。
以前は高い美術品の修理を中心に金継ぎは行われていたと思いますが、最近は自分のお気に入りの器を修理したい、旅行で買った物、大切な方からのプレゼントなど思い出の品を直せるものなら直したいなあ、という方が金継ぎに興味を持っているように感じます。
伝統的な金継ぎは一つ一つの作業はシンプルですが、一般的には慣れない事も多いため、ワンデーワークショップにて作業の流れや漆という物の扱い方、またこの器も直せるのかなあ、などのご相談にもご利用頂けるように開催しています。(当日はお持ち頂いた器の修理は出来ません)
合わせて金継ぎの最初の作業「錆漆作り」と最後の仕上がり「粉蒔き」を体験して頂き、ご自分で作成した器をお持ち帰り頂きます。
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箱に入れてお持ち帰り頂きます
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今までの1DAYWORKSHOPでは京都という土地柄、旅行の思い出に来て下さる方、金継ぎに前から興味があったけど自分に出来るかな、と思われている方、金継ぎの自宅で使うセットを購入したけれど、使い方が分からないという方などがいらっしゃいました。
また最近、金継ぎは外国では壊れた物を直し、傷を隠すのではなくあえて美しく目立たせて直すという考え方から禅の精神を感じる、という事での注目をされています。
確かに壊れた物が直り、さらに良くなるという事は非常に気持ち的にも嬉しい事だなあ、と私自身感じながら仕事をしています。
教室でも「ずっと壊れているけど捨てられず気になっていた器が直って嬉しい」という感想などを聞き、うれしく思いながら過ごしています。
2024年は毎週開催している金継ぎ教室への参加者さんも、1DAYWORKSHOPへも多くの方にご参加頂き、本当にありがとうございました。
2025年も金継ぎ教室、&herekyotoの活動をよろしくお願い致します。
&herekyoto 有島ゆん
金継ぎ動画などはインスタに載せています