「物は使いよう」だ。

「あのウイルス」のワクチンの予防接種を、昨日受けたばかりで、未だに、利き手と反対側の、注射した方の腕が、動かすと痛む。

確かに日々、記事をこうして書き続けている自分にとっては、不便なことかもしれない。

だが、『少女ポリアンナ』の、「ポリアンナ」的に考えてみれば、「利き手と反対側の手が痛くて動かしづらい事で、逆に「利き手と反対側の手のありがたみ」が分かる」というものなのかもしれない。

『少女ポリアンナ』を知らない人のために説明すると、「ポリアンナ」という名の少女が、自身の亡き父と約束した「良いこと探し」をして、周囲の人々を幸せにしてしまう、というストーリーのお話である。

このお話が有名になったこともあって、「Pollyanna(ポリアンナ)」は英語で「極端な楽観主義」を意味する単語にもなった。

「Pollyanna(ポリアンナ)」な考え方は、「極端な楽観主義」以外にも、「現実逃避的思考」と訳されることもあるし、「現状を軽視する欺瞞的な解釈」と称されることもある。

「極端な楽観主義」や「現実逃避的思考」、「現状を軽視する欺瞞的な解釈」に走っていては、何一つ上手くいかないが、人生には時として、「Pollyanna(ポリアンナ)」な考え方も必要になることもある。

「Pollyanna(ポリアンナ)」な考え方が、私たち人間に今まで気づかなかった「価値」に気づかせてくれることもあるからだ。

例えば、今こうして、今回の記事ができているのも、先の「利き手と反対側の手が痛くて動かしづらい事」を、「ポリアンナ」的に考えてみたからに他ならない。

結局のところ、「物は使いよう」なのだ。

今回はここまで。

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