ミャンマーの記憶②バガンと油戻し煮という名のカレー
【ブログからのお引越し記事】なのですが、ほとんどPVのない記事、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、昨日に続きミャンマー旅行の思い出、といきたいところなのですが、昨日の内容が旅のハイライトをカバーしきっているので、どうしたものか。
とりあえず、バガンを見下ろしてみましょう。
それが冒頭の写真がそれです。
広い土地に、大小さまざまなパゴダが、無数に立ち並ぶ。
パゴダとは、仏塔のこと。
ネパールのストゥーパのような。
他よりも大きめのパゴダに登って一望すると、壮観。
特に、夕暮れ時の美しさ。
ミャンマーにおける最も有名なパゴダは、あるシュエダゴン・パゴダ。
それがあるヤンゴンは、私たちの旅の最終目的地。
そこに行く頃いは、すっかりパゴダ欲は満たされていて。
なんかもう別にいい、というモードになっていたので、まさかの一番有名所を見に行かなかったという。
今となっては、「いやいや入っておけよ!」と自分に対して思うけど、旅中に襲われる、謎の面倒くささってあるじゃないですか。
しかも外からは散々見たので。
特に、当時のヤンゴンにおける高級ホテルからの景色。
もちろん、宿泊したわけではありません。
どうやら上層階からの景色が良さそうだ、と聞いたのか、思いついたのか忘れたけれど、とにかく泊まってもないのに上の方のフロアに潜入。
すると、ちょうどお部屋の清掃をしている時で。
ウロウロしていると、清掃係の女性が「部屋に入ってみる?」と。
お言葉に甘えてありがたく入ってみると、なんと部屋からシェンダゴン・パゴダが綺麗に一望できるではありませんか。
多分、この景色に満足感を得すぎてしまったが故に、中に入らなくてもいいかな、という思考に至ったのでしょう。
もしかしたら、入れてくれた清掃係の彼女も、仕事しながら綺麗なお寺に癒されていたのかもしれない。
さて、ミャンマー料理をみなさまは食べたことがあるでしょうか。
代表格は、カレーです。
タイカレー、インドカレー、ミャンマーカレー。
別名を聞くと、臆してしまうかもしれない。
その名も「油戻し煮」。
ただの調理法の名前なのですが、いかんせんインパクト強め。
でも、安心して。美味しいから。
全ての水分が油で蒸発するまで調理する手法だそうで。
従って(?)、サーブされた時のビジュアルも、普通にオイリーでアンヘルシー感満点。
でも、食材の旨味が凝縮されていて、美味しい。
魚、肉、野菜と色々なバリエーションがあるのだけど、海老とかめちゃくちゃ美味しかった記憶。
他に覚えているのは、レストランで食べた魚が美味しかったこと。
丸ごと一匹に、香辛料をたくさん入れて蒸してあったか、焼いてあったか。
もはや、「美味しかった」ということしか覚えてないけど、でももしかしたら同じ宿の人たちと、わいわい食べたから覚えているのかもしれない。
やはり、食事は大勢で楽しくいただかないとね。
(だから一人で飲食店に入るの苦手なんだろうなあ。)
そんなわけで、今日はこの辺で。
ごきげんよう。