【知財転職】すとぷり(株式会社STPR)の知財担当募集を分析しました
すとぷりをメインにクリエーターサポート事業を展開する株式会社STPRが、知財担当を募集しています。(執筆時点で募集中)
これまでのスタートアップ・ベンチャーでの知財担当経験をベースに、知財担当募集要項を見ながら、株式会社STPRでの知財業務を分析してみます。
執筆時点で2件の募集がありますが、下のIPプロデューサーはIP事業の立ち上げ経験などがMUST条件となっているため、本記事では省略します。
(年収レンジが1,000〜5,000万円と非常に魅力的ですが笑)
株式会社STPRの基本情報
株式会社STPRは2018年6月15日設立の会社でHPでは以下の事業を展開している記載があります。
クリエイタープロデュース事業
コンテンツプロデュース事業
クリエイティブプロデュース事業
プロダクトプロデュース事業
クリエーター(インフルエンサーや配信者等を含む)を包括的にサポートする事業と考えるとわかりやすいかと思います。
株式会社STPRの特許情報
株式会社STPRの特許をJ−PlatPatで調べると特許出願は0件です。
2018年創業のスタートアップなので、 特許担当を採用してこれから特許出願に着手するイメージかと思います。
これまでの事業的に特許がポンポン出るイメージはないので、違和感は少ないですが、プラットフォームビジネスも展開しているので、その辺りは特許出願できたのかもしれません。
募集内容を見ながらもう少し詳細に分析していきます。
募集背景
募集ページには記載がないため、背景自体は不明ですが、下記の業務内容から読み解くことができそうです。
業務内容
業務内容には以下の記載があります。
「知的財産担当(特許)」となっていますが、「IP/アイデア/ノウハウ/デザイン」という領域を見ると、特許以外の業務も求められる気がします。
もしかするとすでに他の知財担当がIP周りを対応している可能性もありますが、基本的に事業部側から見ると特許と商標の区別とかなく相談が来ると思います。(ここで一次回答できる人材は強い)
特許だけで一人採用するようなイメージがつかないので応募する際はこのあたりを確認しておきたいところです。
ちなみにもう少し具体的な業務は下記のように記載されており、いわゆる特許担当のスコープです
また、必須の応募資格として以下の条件があります。
大体の知財担当であれば必須条件はクリアできそうです。
ただ、エンタメ業界だとIP(知財の意味ではなく、キャラクター的な意味合い)周りの話が多いのでどうしても著作権とか商標権とかが絡むと思います。
エンタメ事業やIP事業をやっている以上この部分は避けては通れないので、特許のスキルに加えて商標・著作権周りの経験もあると入社後から活躍できそうです。
年収は?ストックオプションは?
募集ページの給与情報では「年収 500万円 〜 800万円(前職の水準を考慮します)」と記載されています。(上限あるのが気になります)
ストックオプションや持株会について記載がないため詳細は不明です。
年収レンジが低いため転職するのであればSO必須で転職したいところです。
リモートワークできる?副業OK?
リモートワークの制度は募集に記載がありません。
勤務時間は「フレックス 10:00~19:00(コアタイム 11:00~15:00)」となっています。
ちなみに副業の可否に関する記載もありません。
(個人的にですが、この年収レンジで副業不可なら転職は難しいなと・・・)
以上の知財担当募集をもとに、実際に求められている成果や、想定される忙しさ・高い評価を得る動き方を分析し、どのような人材が転職に向いているか解説したいと思います。
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