【知財転職】タクシー配車GOの知財担当募集を分析しました
タクシー配車サービスのGOが、知財担当を募集しています。
これまでのスタートアップ・ベンチャーでの知財担当経験をベースに、GOの募集要項からGOでの知財業務を分析してみます。(執筆時点で募集中)
GOの基本情報
GOはタクシーの配車サービスを提供しています。
簡単に言えばタクシーのDX化サービス。配車から支払いまでスマホ1つで完結することが可能なサービスです。
都心では多くのタクシーがGOに対応しているので使ったことが多い方も多いと思います。
GO以外にも、AIドラレコのDRIVE CHART等のサービスも展開しています。
最近はライドシェア解禁の流れを汲んでライドシェアにも参入しています。
GOは以前にも知財担当を募集しており、今回は新たな知財担当募集のようです。募集要項では、主な業務は商標・意匠となっています。
GOの特許情報
GOの特許をJ−PlatPatで調べると37件の特許出願が確認できます。
ちなみに旧社名はJapan Taxi、Mobility Technologiesです。
結構特許出願に注力しているのがわかります。
ざーっと見る限り配車関連の特許が多いです。(パッと気になる特許は配車関連)
年収は?ストックオプションは?
募集ページの給与情報を見てみると「年収 450万円 〜 700万円」です。
ちょっと低いですね。。。
商標意匠がメインなので低めに設定されているような気がしますが、個人的な推測では、実際は特許も含まれるんじゃね?と思っていて、上限が700万円はちょっと心許ないです。
また、持株会・ストックオプションについては記載がありませんが、GOは2024年1月に上場準備に入っています。
このタイミングだとSOを配り終えているか、ギリギリもらえるか微妙なラインです。
自分の経験上、上場直前で入社するのであれば事前にSOの提案が設定されない限りSOで一財産を築くのは不可能です。(平社員なら貰えても数百万円くらいですかね)
リモートワークできる?
募集ページでは明確な言及がありませんが、HPではハイブリット型勤務(出社・リモート選択可能形態)という記事があります。
開発系職種(エンジニア・PdM・デザイナー)については全国どこでも居住可能とのことです。
ただ、スタートアップ・ベンチャーあるあるですが、実際はリモートできないという企業もあるのでここはきちんと確認しておきたいところです。
特に職種によっては出社必須の企業もあります。
知財だと場合によっては出社必須の企業もあります。(エンジニアやPMと働くことが多いので開発系によせるべきだと思いますが、コーポレート系に知財組織がある場合、組織構造的に出社必須という企業もあります)
業務内容は?
業務内容は下記の通りです。
以上の募集内容をもとに、実際に求められている成果や、想定される忙しさ・高い評価を得る動き方を分析し、どのような人材が転職に向いているか解説したいと思います。
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