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Photo by
zetsumetsusengyo
大切な日
今日はバレエの恩師の命日。
福岡で公民館バレエデビューのわたしが
父の仕事の関係で浦安に引っ越して来て
【ちゃんとしたバレエ教室】【しかも厳しいと有名】
なところに身を置き、反抗期、バレエからの逃げ、
紆余曲折ありながらも、バレリーナにしてくれた先生。
ずーっと闘病中だった先生。
リハーサルも中々見てもらえず、本番を迎えた。
わたしはチャイコフスキー・パドドゥと
先生が以前に振付し、好評だった作品を再演することになっていた。
『病院から先生来ます』
入院先の病院から先生が、本番を観にくる!
気合い入るよね。ザワザワ
でもさ、ほぼ担架?みたいな車椅子?みたいなのでいらして具合悪そうなの。
『先生の為にもいい踊りするぞ!』
そんな気合いと裏腹に
気が動転して、ぜーんぜん踊りに集中できなかった。
緊張じゃないの、集中してないの。
挙げ句の果てにテクニック的にやらかす💦
いい踊りをささげたい時に1番最悪だった。
あまり色々引きずらない方だけど、これだけは
後悔しちゃってる🥲
コレをチャイコフスキー・パドドゥでやらかした後
先生の創作だったんだけど、ここでハッとして
ちゃんとまともにスイッチ切り替わって踊った結果、
『ありちゃんの創作のときの踊りで泣いた』
って人が何人かいた…
鍛冶場の馬鹿力ってやつか。
こちらも感情が忙しかった。
その2日後、先生は天に召された。
育ててくださってありがとう。
先生の生き方の美学をわすれない。