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始まりは突然 爪と孤独とわたし
実家から勢いよく出てきたは良いけど、なんとも言えない寂しいような悲しいようなそんな氣持ちをずっと抱えていました。
実は飛び出した日の翌週?だったかな。実家に子どもを預けて東京に行く予定だったんです。当時大好きだったネイリストさんのアートレッスン。抽選でやっと当たったレッスン。
レッスンの前々日頃、それまで何も言ってこなかった母が、「子ども一緒に来なさい」とメールをくれました。不器用な母なりに、楽しみにしていたアートレッスンに行って来い!という優しさだったのでしょう。
でも、行けなかった。誰にも甘えられなかった。レッスン当日は一日中寂しい氣持ちできっと泣きそうな顔をしていたでしょう。
これなんだろう。
3月末。
当時ジェルネイルを3週間に1回付け替えていたわたしは、3週間ぶりにジェルをオフしました。
すると、今まで見たことがないこゆびの爪の先がスースーしていました。(爪甲剥離が始まったのです)
でもほんの少し、ハイポニキウム(爪先の皮膚)が後退したかな?
くらいで、きっとそのうち治るだろう。って少しいつもより短く整えて放っておくことに。
いつも通りジェルを新たにつけました。
ネイリストさんって自分の爪で練習したりするので、いつも爪がボロボロの方も多くいます。
これぞネイリスト!って感じがするからそれも良いと思うけど、わたしはいつもお客様が見て「同じのやりたい!」と思ってくれる爪と手にしているのが好きでした。
だから自分の爪の手入れはいつもしっかり。
この頃上の子が2歳半、下が0歳だったので、深夜3時から朝方にかけて自分の爪をやったりしていました。じゃないと自分の時間が取れなかったのです。その時間は比較的子どもが寝てくれてたし、夫にも頼らずに済む。
あー。今考えたら信じられないけど(笑)
どんだけ一人でやろうとしてるんだろう。一人で生きて一人で子どもの命を守る。それも全部、産んだわたしがやるしかないんだ。って思っていた氣がします。
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