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温泉宿でカメラ持ってる人

父が80歳になったので、姉と甥と私と父の4人で、いわゆる家族旅行らしい温泉ホテルに泊まりました。もういい歳した大人な娘たちなので、けっこう奮発してよきお部屋を予約。

窓から湖が一望できるお部屋


楽しいものですねぇ。普段は仕事でビジネスホテルか、ヨーロッパなどではガーリーな可愛いお部屋に(これも仕事で!)滞在したことはあるのですが、日本の素敵な温泉宿でのんびりって、なんて最高なんだ!って思いましたですよ。

部屋から出なくていいじゃん、ここにいようよ、という気持ちになるんですねぇ。恐るべし、滞在型リゾートホテル。

ピアノもあったりなんかして。
窓からの景色は絵画のようで、無限に眺めていられる


で、そんな中、庭園やロビーなどでスマホで記念撮影している人々はたくさんいるわけですが、カメラ持ってる人って、ほっとんどいないんですね。
かつて昭和のお父さんたちといえば、家族旅行でみんな首からぶらさげていたんじゃないかと思うけど、今やスマホでチャチャッと綺麗に撮れるんだから、カメラ持ってるってやっぱり物好きなんですね。

葉桜と湖 いいもんですね。


普段はインスタや、ツィッターや、ここnoteで、カメラ好きな人々と繋がっているから、周りにはカメラ持ってる人がたくさんいる、という気持ちになっていたんだが、一歩リアルに外に出ると、そーでもないんだね…(寂)。

高1の甥っ子もスマホでたくさん撮影を楽しんでいました。
気楽に撮れるのはよいことだ。


そんな中、「お!あなた、カメラ持ってますね!」っていう人がごく稀にいたりする。
この宿に滞在中も、一人だけ、なんだかいい感じのカメラを持って庭園で撮影している人がいました。多分、マイクロフォーサーズ機的なコンパクトなやつで、黒ボディに銀レンズっていう、「今日はこれでいくか」って選択した雰囲気アリアリの組み合わせで手にしていらっしゃる。

なんか、話しかけたくなっちゃう。
「どんなカメラなんですか? それ何ミリですか?」
みたいな。

当然、そんなことしたら、キモチワルイ人なので、グッと我慢です。
でも密かに、仲間意識もっちゃうよね。

私はもしも、カメラ持ってる人から、「そのカメラは…?」とか話しかけられたらちょっと嬉しいかも。時と場合によるが。

あ、もしかして、今私のカメラ、ちらっと見ました?っていう自意識過剰センサーが働く場合もございます(笑)。

背が伸びた甥っ子と、元気いっぱい80歳の父
近くのレストランの猫ちゃん

というわけで、お宿 with カメラ、楽しいです。

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