沈胴OK?ライカのオールドレンズ、エルマー撃沈事件!
トップの画像は私のオールドレンズ、Elmar 5cmです。
「ライカはエルマーに始まりエルマーに終わる」というまことしやかな名フレーズがありますし、やっぱり一本は欲しくなりますね。
Lマウントのスクリュー式の「赤エルマー」に憧れていたんですが、アダプターをかませて、お店で試させてもらったところ、私のライカM10-Pは、ちょっと干渉する部分があって、取り付けや絞りやフォーカスが難しかったんですよね。
それで、ちょうど状態のいいMマウントのがあったので、一年くらい前にお迎えしてました。
いやぁ、かっこよい。このヒョットコな感じがなんとも。
と、見惚れつつ、ひさびさに使おうと準備をしていたら、なんらかの拍子に、ロックしていたはずのレンズが、ヒュンッと沈胴してしまいました!
ぎゃーーー!!!!
悲鳴をあげてしまいました。そう、オールドなライカのレンズはコンパクトに沈胴させられるのですが、現行のデジタル機種の場合、センサーに当たってしまい、故障させてしまうから、絶対やっちゃいかん!!と思っていたのです...
ガーン...とショックを受けたのですが、沈んだけれど、先端が当たったようなショックは特に覚えなかったんですよね。
もしや大丈夫?と思って、再びレンズを引き出して撮影したところ、問題ないようでした!
ほっ
そこで、気になったので、この際マウントからセンサーまでの距離、レンズの沈胴部分の長さを測ってみることにしました。
夫がバイク整備で使っている特殊な(?)定規をつかって、センサーに当てないように慎重に...
すると、センサーまでは2.5cmでした。
私のMマウントエルマーの沈胴部分は、一番長い状態でも2cmでした。
当たらないじゃん!
でもこれは、あくまで素人の採寸ですし、レンズの年代にもよると思うので、沈胴できるかどうか、やってみる場合は自己責任でお願いしますね。基本的にはオススメしないよ。
私も、きちんと測って数字で大丈夫ってわかったのに、なんとなく沈ませずに持ち歩いてしまいます。
沈ませるとしかし、かなりコンパクトで可愛いですね!
オールドエルマー、柔らかく光がまわるし、絞ればかなりカリッともできるので、やっぱり素敵なレンズです。