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ピント合わせの必要を感じさせないでいてくれるカメラ


そこそこ長い付き合いになってきた友人が、私はだいたい10月に不調期に入ることを過去の統計から割り出し、数年前に「この時期いつもだよ!」と言ってくれたので、10月になると警戒している。
そしてお約束のように今年もまた、絶賛不調です。プチ鬱のような、眠気に包まれるような、ネガティブで、疲れやすく、社会的活動をなんとか停止しないで生きるのも精一杯。
それに今年は多分、更年期障害も重なっちゃってるらしい。
こうも酷暑の多く長かった夏から、ストンと冬に落っことされたような今日みたいな日は、本当にしんどいですねぇ。
たぶん私だけじゃない...
みんな、そこそこがんばりましょ。

こんなスパンはもう、重いカメラも、気合い入れる撮影もノーセンキューなので、先日導入した、シネレンズをくっ付けた古いPENを持ち出すのです。
このレンズとカメラについては以前書きましたね。

この組み合わせ、そこそこバチっとした写真も撮れますが、やんわりテキトーに撮っても味わいが出たり、記憶の中の残像みたいな雰囲気で撮れるから大好き。

もうホント、シビアなピント合わせとかぜーんぜんやる気しません!でも古い機構が好き、って人には持って来い。

取材仕事の帰り道、テキトーに撮っただけでも、シャッターを押せたささやかな喜びが、かろうじての幸せを与えてくれました。

降りた駅から家まで歩くのもしんどくて、一休み。

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