とても古いライカのレンズ Summar 50mm f2をX-T5に装着してみた
もうほんと、カメラはエンドレスに楽しい。
終わりがないから困ってしまう。
あれこれ組み合わせる楽しさが広がっているから。
かつてバルナックライカ IIIAと一緒に買った沈胴式のレンズSummar 50mm f2を、FUJIFILM X-T5に付けてみました。
というのは、昨日のフォト散歩で正式にデビューさせたフォクトレンダーのUltron 75mm F1.9の画角がとても撮りやすかったから。
APS-CのX-T5なら、50mmのレンズを付けると75mmになるじゃないか!と。
Summarはこれまでマウントアダプターを介してM10-Pにも付けてみたりしていたけど、Summicron 50mmを買ってしまってからは、それもしなくなり、どうしてもフィルムカメラの出番も少ないので、ちょっと上手く使えていなかったんですよね。
75mmのライカレンズとして出番がきました!
Summarは前玉が非常に柔らかいとかで、拭き傷のある個体が多いそうなのだが、私はたまたま三共カメラさんで、状態のいいものを手に入れることができました。
写りはフワッとしたイメージだったけれど、どうやら私は開放でばかりとっていたのかもしれない。絞るとキリッといい味もでます。さすがLeitz。
Leitzが初めてF2という明るさに挑戦した、1933年に発売の代物だそうです。もう90年も昔の機構じゃないか。すばらしい。
なんとなく、M10-Pに付けたときよりも、FUJIのX-T5の方が扱いやすい。ただし、間違っても沈胴式が沈胴しないように気を付けることと、Leitzのロゴの入った被せ式キャップが緩くなってるので、落とさないように気をつけなければいけないこと。その2点のせいで、やっぱり、気楽にカバンに入れてガンガン持ち出す、みたいな気持ちにはなれないけれど。
うまいこと使いこなしたいものです。