値上げ前の駆け込みで、ライカのゾフォート2を買ってしまったよというお話
連休前後で、カメラ関係のお買い物が激しい私です。SIGMA fpとLVF-11をついに買ってしまったり、Leica M10-Pに念願のフォクトレンダーのアポランター50mm f2を買ってしまったり。
そして最後(?)に、6月1日から値上げが発表されているライカ製品。ゾフォート2です。これが発表された時には、まさか自分が買うとは思っていなかったなぁ。
2018年には初代のゾフォートを買って遊んでいました。割とすぐに手放してしまったのだけど。
とはいえ、「2」は、ま、いっかなぁ〜と思っていたんです。結局初代は使わなくなっちゃったし。
そんな折、ひょんなことから、私の推しシンガーソングライター水咲加奈さんと、毎月トークイベントをやるご縁に恵まれまして。5月のトークテーマは、なんと「LEICA」。加奈さんはアーティスト写真やジャケット写真を、ライカといえばというフォトグラファー、ハービー・山口さんに撮影していただいたり、周りにライカ愛用者も多くて「恩恵を受けている」とのこと。
私がM10-Pユーザーでもあるので、ライカ愛を語ろう!ということになったのでした。
水咲加奈さんはいつもライカのゾフォート2を首からブラ下げていて、とってもオシャレ。撮る写真もセンスがあって、面白い。
それで、トークショーの打ち合わせの時に、お互いのカメラを交換して遊んだりしてたんです。このとき初めてゾフォート2を触ったよ!
なんだか面白かったんですよねぇ。やっぱり可愛いし。
どう撮っても、わりとエモい感じにしてくれる。
すっかり欲しくなっちゃって、値上げ前にエイッと買うことにしました。
あちこちみましたが、私の行動圏内のカメラ店はわりとどこも売り切れ。ビックカメラでも唯一見つかったのが池袋でした。運良く「キャンセルになった」ホワイトがあったんです。買うならホワイトと決めていたのでラッキーでした!値上げ前に買えた〜
それにしても、このパターン……じつは、先日買ったばかりのfpも、どっこにも新品が見つからなくて(中古も全然なくて)、ダメ元でチェックしたビックカメラで「キャンセルになった」のラス1を確保したのでした。
ゾフォート2は、初代と違って、プリントせずともSDカードに保存できるから、ほぼ普通にコンデジとして写真を扱えるからありがたい。パシャパシャ気楽に撮ってます。
でも、まだ加奈さんみたいには、これといってエモさ極まるゾフォート写真は撮れていないので、精進しますっ
ゾフォート2を買いとどまっていたのは、やっぱりアレかな…と。富士フイルムのチェキ 「INSTAX mini Evo」のOEMというか、ガワだけ違うんじゃないの疑惑があったからです。それで倍以上の価格というのが…ってところで引っかかってしまってました。
でも、両方使ったことのある方から「やっぱり違うよ。ちゃんとLEICAがチューニングしてるし、レンズも違うから、色とか全然違う」と背中を押してもらったんです。
日本ではゾフォート2とINSTAX mini Evoの比較動画を作ってる人が見当たらないんですが、海外ではわりと作られているようで、こんなのを見つけたのも購買意欲を後押ししてくれました。
とはいえ、ですよ。
もしもね、仮にね、万が一、中身がまったく同じだったとしても、実際にゾフォート2を所有してみると、やっぱり
デザインは偉大!
って思いましたです。
デザインの価値は、手にする喜びに直結するし、それも立派な「機能」だと思うのです。チェキの倍以上の値段を払って、そこに価値の表明をすることは妥当だと思いを強くしました。
というわけで、ぜったいに完璧に精細な写真は撮れないライカ ゾフォート2で、エモさの鍛錬を続けます!
きっかけをくれた水咲加奈さんとのイベントは、今後も続きます♪ 次回のテーマは「レコード」です♪