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神は細部に宿る

倉敷のアイビースクエアの写真
病院帰りに撮った一枚です。

最近、大阪は恵みの雨で
今日の朝はめっきり冷え込みましたね
昨日、これ日本っぽい!
というものを購入しました。

HARAMAKI(腹巻き)です。
アメリカにハラマキはありません(笑)
しかも、ポカポカ・カイロ・ハラマキというもので
赤外線セラミック仕様の温活ハラマキです。
そして、可愛らしいデザイン。

Far Infrared warm belly band 
直訳すると、遠赤外線温腹巻(笑)

日本の健康グッズは
アメリカでは絶対にヒットすると想像できます。
可愛くて、面白いものがいっぱいあるし
ビーガンが多いアメリカは
若者が、とても健康志向(心も体も)なので
これから、日本のアイデアが
どんどん世界に出ていくと嬉しいです。

前回の続き、ですが
モンブランの翌日に病院に行くことになった私は
その病院の外観の美しさに、まず驚きました。

タクシーを降りて
「ようこそ!今日は何の御用でしょうか」
と、まるでホテルのドアマン(女性でしたが)
のようなスタッフの方に
にっこりと声をかけられました。

今までの「病院」のイメージを一気に覆された瞬間でした。

天井の高いフロント
品のいい絵画
清潔な空間が目の前に広がりました。

少しドキドキして
フロントで(病院だから受付なんだけど、まるでホテル)
ここは、初めてですと伝えると
「遠方からですよね、スーツケースお預かりしましょうか?」
と、優しく答えてくださいました。
ふと、この病院で見たスローガンを思い出し
「ひとりひとりにやさしく、最良の医療を」
今まで、病院という空間で
こんなに暖かい気持ちになったのは初めてでした。

病院で働くということは
本当にストレスが溜まる仕事だと思います。
エマージェンシーに対応しないといけないし
無理をいう患者さんもいることでしょう。
ですが
ここにいるスタッフのほとんどの方は
心が安定していて
本当に気持ちよくお話ができる
これこそ、日本のホスピタリティなんだなあ
と、感動しました。

たかが椅子、されど椅子。
椅子の置き方ひとつにも表れていて
自分と向き合えるように(と、私は感じました)
席が全て同じ方向を向いていて
誰かと向き合う角度に置かれた席はありませんでした。
誰かに見られているという心配もありません。

神は細部に宿る
ではないですが
本当に細かいところまで
気配りされている人と空間を
経験しながら、先生の診断を待ちました。

名前を呼ばれて
日本一の先生の第一印象は
「声が優しい」というところが
大きかったですね。

手術については
すでに自分で決断していたこともあり
希望であることを伝えました。
先生も、納得してくださり
では、すぐ手術しましょうとなりましたが
10月20日に佐賀でのイベントを
キャンセルするわけにはいかないので、
その後に、手術の予定入れることにしました。

1ヶ月半も先になってしまうことで
レルミナという薬を処方され
毎日飲むことに。

レルミナ

その後、手術が可能かを判断する
血液検査や心臓の検査などの
結果説明を、待っていたところ

看護師さんが
「お腹すいたでしょう、ランチ行ってきてください」と
病院のレストランを教えてくれました。

岡山名物のデミグラスカツ丼

入院する病院で大切なこと
それは、レストラン・カフェ

ここは、倉敷市内を一望できる最上階にあるレストランテラス
観光にでもきたような錯覚に陥った私
帰り際に
「スーツケース忘れてます〜下まで持っていきますね!」
6階からわざわざスーツケースを届けにきてくれた看護師さんに
何度もお礼をして病院を後にしました。

次回に続く

10/20会いにきてね〜

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