菊花賞予想
ご無沙汰しております。最近週末にアニメイベント参加が多くまともに予想を書けていませんでしたが、馬券は買っていて先週末の開催から土曜の富士Sまでで10レース的中なしです…競馬予想に割く時間が減ったのが原因なのか予想が噛み合わないのかわからないですが、このnoteの主目的は予想の根拠を残すなのでまた書いていきたいと思います。
今年は京都競馬場改修で阪神3000m(内回り)での開催です。開催場所が違うのでデータの要素は控えめになるかなと思います。このコースは阪神大賞典で使われているコースと同じなので傾向などは参考にできるかと思います。
血統
菊花賞は3年連続ディープ産駒が制覇中で過去10年で見ても不良馬場だった2017と2013以外は父サンデーサイレンスが勝っているレースです。今年の阪神大賞典も1-3着はディープ系の産駒です。
・ディープインパクト系産駒
・(良馬場ならSS系:ハーツクライ、ステイゴールドなど)
昨年の勝ち馬のコントレイルは持っていませんでしたが好走馬のほとんど(過去5年で10頭)がノーザンダンサーのクロス持ちです。今年は馬番が1,6,8,9.10,11,13,14,18がノーザンダンサーのクロスを持っていません。
データ
買いデータ
・神戸新聞杯で3番人気以内の馬
・セントライト記念で2着以内の馬
・NF生産のルメール騎乗馬
・福永J騎乗馬(過去10年菊花賞複勝率50%)
消しデータ
・関東馬
・神戸新聞杯4着以下
・セントライト記念3着以下
予想
◎ 14:ステラヴェローチェ
近5年出走メンバーの中で神戸新聞杯最先着馬は複勝率100%で2勝しています。今年は得意の道悪だったとはいえしっかり勝ちきったところは評価していいと思いますし、春のクラシック戦線でともに3着と世代上位のレベルを常に発揮しているのも好感が持てます。今年の天皇賞春の4着馬までは血統表にディープを持っていますし、近年の傾向からも長距離戦ではディープの血が目立つので欧州系のバゴと組み合わせたこの馬も適正外ということはないかと思います。
○ 17:ヴィクティファルス
対抗は近走馬券外が続いていますがこの馬です。今年の3歳世代のものさしとして牝馬は阪神JFと桜花賞だと私は思っていて、牡馬だと共同通信杯がそれにあたると思っています。冬~春はずっと関東遠征が続いた上スプリングSがかなりメイチに近い仕上げだったと思うのでそれ以降は馬の状態が整っていないなかでの出走だったかと思います。地元開催になる今回は追切でも1週前CWで一杯、最終で坂路強めと強度をかけた調教をしてきています。前走も掲示板には乗りましたが馬券外の結果で消しデータにも当てはまりますが、ハーツクライにガリレオと血統的には距離が伸びて良いタイプですし、富士Sで結果を残した池添Jが調子そのままにここでも巻き返す騎乗をしてくれるのを期待してこの評価とします。
▲ 3:タイトルホルダー
前走は直線で前がどん詰まりでノーカウントでいいと思いますが、鞍上の癖としてインを突きがちというのを頭に入れておく必要はあるかなと思います。追切は1週前に美浦南Wで馬なりで好タイムを出していますし、仕上がりは前走と同様くらいにはあるかなと思います。菊花賞はダービーより皐月賞の方が関連性の高いレースですし、今年は阪神の内回りなので中山に近いコース形態になっているのでそこでの好走歴の多いこの馬はそれなりに評価する必要があると思います。関東馬が不調な点とジョッキーの癖から馬場的にインが不利になってきたときは評価を落とすのもありかなと思います。
△ 5:レッドジェネシス、7:ディープモンスター、2:アサマノイタズラ
レッドジェネシスとディープモンスターは近年長距離好相性のディープ産駒で関西馬という点が強調できます。レッドジェネシスの神戸新聞杯2着馬も成績的にはいい部類に入ります。逆にディープモンスターはダービーからの直行で近年のトレンドとはいえ長距離戦でそれがどう出るかだと思います。鞍上に関していえば川田Jは長距離は他に比べるとあまり上手でない印象です。武豊Jは長距離戦には強い印象があるのでその点はいいかなと思います。
アサマノイタズラはセントライト記念を豪快に差して重賞初勝利と勢いはあります。ハイレベルな新馬戦で3着をしていた馬ですし、鞍上が前走から強化されたことを考えればこの馬のポテンシャルというのはかなり上位という可能性もあります。今年の阪神大賞典を勝ったディープボンドは母父キングヘイローで同じというのも血統面で見ればいいと思います。あとは全頭初の距離なのでセントライト記念のときのように道中インの後方待機で直線は大外一気のような形でどこまで上げてこれるかというレースになれば馬券内の目もあるかと思います。
抑え
11:ディヴァインラヴ、12:ノースザワールド、15:ヴァイスメテオール、18:オーソクレース
ヴァイスメテオール以外はディープの血を持っているため抑えたいと思います。和田Jはディープボンドでこのコースを勝っていますし3200mでも2着と阪神の長距離戦で今年絶好調です。福永J、ルメールJは言わずもがなリーディングトップのJですし長距離を得意とするジョッキーなので抑えは必要かなと思います。
ヴァイスメテオールはフィエールマンと同じローテでここ3戦は上がり最速。菊花賞はスローからのヨーイドンになる年も多いのでこれくらいの距離経験しかなくても好走は可能かなと思います。