少ない給食

名古屋市の給食が質素だ、少ないというニュースが少し前に話題となったが、私の子どもたちの小学校もそれに負けないくらい質素で少ない。

 しかも、名古屋市は月額3800円でやっていたというが、私の市は高学年で月額4450円も払っている。

 とある日の給食は、メインのおかずが、野菜入り卵焼き。もっとびっくりするのは、卵アレルギーの子は「卵抜き」。つまり、中身の野菜炒めだけが出されるそうである。代替品が出るわけでもなく、家からおかずを持ってくるのもなし。そして、給食費が割引されるわけでもないという。これはかなり可哀想だなと思った。

 うちの子はアレルギーでないけれど、学校から帰って第一声が「お腹空いた」。

14時に帰っても同じである。すぐに何ご飯かわからないご飯を食べさせることになる。これが結構憂鬱だ。

近年は食育食育と騒がれ、豆や種子など特殊な素材を無理にメニューにいれたり、世界の料理やらを入れたり、出汁やカレーのルウを一から全部作ったり、手間を掛けているようだが、本来は栄養バランスと午後の活力になることが大切だと思う。少し本末転倒になっていないか。

食材高騰が理由なら、牛乳を止めてお茶にすればいい。戦後じゃないんだから、牛乳という一つ覚えみたいなことは必要ない。

給食でしっかりお腹いっぱいになって、夕飯まで元気に活動してほしいと願う。

















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