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子供が「乾燥性皮膚炎だったのでクレイをはじめた」時の話。

子供が乾燥性皮膚炎×複数疾患持ちだったので、スキンケアと食事に力をいれてきたのだけども、これがもう、なかなか大変だった。

今の様に、アレルギー対応のものが少なかった2000年代前半。外食はアレルギー対応食か、手作りを常備しないと、お出かけさえ出来な無かった。

当然、スキンケアも同じで、赤ちゃん用も腫れたりかぶれたり。買うという選択肢が無くなり、作るという事に一辺倒した。

1つでも楽にできる事はないのかな?

ご飯だけでも大変なのに、少しでも楽にできる事ってなんだろう?そんな風に調べていた当時、布ナプキンを個人輸入していたサイトで「クレイ」を見つける。

泥?土?なにこれ?というのが最初の感想で、今やクレイ協会になっているソコでは、クレイの内服での体調経過報告等も書かれていた。(今はもうその記事はHP一新されて無かった)

内服までは、ちょっと怖いので、まずは買って自分で試したのがクレイ生活のスタート。よくわからないけど、水で溶いてみる。そして塗ってみる。落としてみる。

なんだか、白くなった。

数分で「透明感ある私、こんにちは!」となり、手軽さという中毒性にハマった。自分に試して味を占めた私。早速、浴槽にクレイを溶かして、子供を入れるという生活。

やばい、楽!!

そもそも、バリア機能が弱いアトピーちゃんというか、乾燥性皮膚炎だったので、洗浄はNG。石けん信者様には申し訳ないけれども、石鹸の洗浄力は結構強力なので、月に数回しか身体を洗浄しなかった。

やっていた事はお風呂にクレイを入れるだけ。たまにクレイを溶いたもので、身体にお絵描きして遊んだりもした。

クレイバスにした結果、めっちゃ楽!

・体臭→臭くならない
・痒み→痒くならない
・汚れ→イオン交換作用で落ちる

クレイバスにするまでは、コールドプレスソープをよーーーっく泡立てるという手間があった子供の入浴が、クレイ一振りというで楽しいお風呂に大変化。

中学生男子の臭さにも有効だったか?

幼児~小学生の頃までは、体臭にも大丈夫!と自信を持てたけれども、中学生男子の時期は、さすがに「少々匂った」

一番皮脂が活発に出る成長期の男子。そして、乾燥性皮膚炎+折り紙もシワシワになる程の多汗症。足とかは震える程臭い。

多汗症もプラスされると、乾燥性皮膚炎は悪化する

多汗症の対処として、病院ではアルミニウム溶液を渡される(それかリスクを覚悟して手術)

そのアルミニウム溶液を毎日塗ると、多汗症は軽減というのだけれども、このアルミニウム溶液の副作用として「皮膚のかぶれ」「ヒリヒリ」がある。

元々バリア機能が弱いので、皮脂膜も少なければ、角質層も薄かった為、かぶれるし、ヒリヒリするし、付けるのを嫌がった。家にはアルミニウム溶液が山積みに…。

結局、本人も一番楽な「クレイパウダーを足にかける」という事に落ち着く。靴を履く前に、靴に振りかけたり、足に振りかけたり。(穴の開いたスパイスボトルが使い勝手良かった)

使用しやすかったのは、断然カオリン

一般的にはクレイを色で判別するというのが、クレイ生活、最初のスタートの様にも思えるけれども、実際は鉱物の配合で変わる、粘土鉱物。採掘場所等でも変わってくる。

通常ホワイトクレイとだけ書いてあっても、中身がモンモリロナイトだったり、ベントナイトだったりするので、成分を見る事をオススメする(カオリナイト、またはカオリンで選べば、水道水を使用するお風呂では使いやすい)

※粘土には土や中水のpHに よって荷電量が変化するこ とのない永久荷電と、変化する変異荷電があって、カオリナイトは変異電荷なので、アルカリ水だと還元力があがる。

白いクレイとだけ頭にあって、モンモリロナイトを選んでしまうと、多汗症には辛い。水を吸う力が強いので、多汗症の人には不向きでフットパウダーには使えない。(水分を吸って膨張し、足がデロデロになる為)

クレイの保存はどうすればよいの?

水分があるところや金属はNGで、大き目のガラス瓶で密封性があるものに入れ、太陽光を浴びる事が出来る所に置いておく。

使用するスプーンなども、金属はNG(スプーン等の錆び、クレイの変質が出る為)

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