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本棚:『珈琲店タレーランの事件簿8』
本シリーズ、久々に読んだので、これまでの話をすっかり忘れていまして…。はじめの方に「本作は、前巻までの内容に関する言及を含みます。あらかじめご了承のうえ、お読みください。」とあって、ちょっとドキッとしたんですよね。実際、そんなことあったっけ?あったような気もするけれど…状態でしたが、それはそれとして楽しみました。
もう結構いい年だと思うのですが、いまだに生きかた上手にはなれません。どういうところが生きかた下手かというと、ちょっとしたことでモヤっとしたり、イラっとしたり、落ち込んだり。そして、無意識のうちに誰かと比べていたり、優しくできなかったり。あとでそれに気づいて、そんな自分が情けなくなったり。
嫉妬は必ずしも悪いものではなく、自分もああいう風になりたいんだなとか、自分の求める方向が分かるし、そのためにはどうすればいいか、直接、嫉妬した相手に聞いてみてもいいだろうし、プラスに変えることもできると思います。でも、ちっちゃい私は、嫉妬した相手に優しくできなくなるんですよね。そして、明らかにレベルが違ったら、嫉妬は抱かないと思うので、自分と近い人に対しての方が嫉妬を抱きやすいというのも、世の中、難しいですね。