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わたしの本棚

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わたしの読書記録です。
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2024年9月の記事一覧

本棚:『シン・ファイヤー』

数年前に憧れたFIREですが、早期退職して、その後どうしたいのか?…というと明確な答えもなく(当時は働かなくていいことが とにかく魅力的に映ったのですが)、今は細く長く生涯現役が理想です。 稲垣えみ子さんと大原扁理さんがFIREについて語るとどうなるのか…。通常のFIRE本とは異なるわけですが、憧れのお二方なので、うなずきながら読みました。 2019年に千葉を襲った大型台風により4日間の停電を体験し、電気のありがたさを感じるとともに、なんでこんなに電気に依存しているんだと腹

本棚:『Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代』

なんとも魅力的なタイトルです。あぁ、わたしもダークホースになりたい!と思いましたが、「好きなことだけ」で生きるだなんて、世の中そんな甘くはないよ!と思う人もいるでしょうか。 裏表紙にも書かれていますが、型破りな成功をしたダークホースたちの4つのルールは、 1. 「自分が好きなこと」を掘り起こせ! 2. 「自分に合った道」を選択する 3. 独自の「戦略」を考え出す 4. 人生の目的地に到達するためには、目的地を探してはいけない とのこと。「本来の自分であること(=充足感)

本棚:『ミステリな食卓 美味しい謎解きアンソロジー』

アンソロジーだと、いろんな作家の作品が読めるのでお得!という気がします。碧野圭さんのは『菜の花食堂のささやかな事件簿』から、近藤史恵さんのは『ときどき旅に出るカフェ』からの作品で既読でしたが、いい感じに結末も忘れていましたので、初めて読んだかのように楽しめました。 本書が気になったのは、太田忠司さんの作品で、『名古屋駅西 喫茶ユトリロ』の人だよね?他にどんな作品を書いているんだろうと思いまして。太田忠司さんの『和菓子迷宮をぐるぐると』は、私が勝手にそう思っているだけですが、

本棚:『古本食堂』

北海道で生まれ育ち、両親を看取り、ひとりで暮らしていた珊瑚。東京の神田神保町で古書店を営んでいた次兄が亡くなり、店を相続し、単身東京へ。そして、長兄の孫娘、美希喜は以前から店に通っており、店の様子を見に行くこととなり…。 神田神保町も、途中で出てくる戸越銀座も、行こうと思えば気軽に行ける距離なのですが、今まで行ったことはなく…。本書を読んで、「これは行かなきゃ!行けるうちに行っとかなきゃ!」と思いました。そして、巻末には片桐はいりさん×原田ひ香さんの特別対談が載っていまして

本棚:『40歳からの「仕事の壁」を越える勝間式思考』

久々の勝間さんの本。もう5年ぐらい前になりますが、一時期、勝間塾に入っていました。本書を読んで、また入塾したい気持ちになりました。きっと、前回よりはもっとしっかり吸収して、アウトプットにつなげられるんじゃないかなと。あの頃より、これから先、どういうふうに働いていきたいか考えるようになったので。まさしく40歳あたりに壁があるのでしょう。 先月参加したキャリアコンサルタント養成講座の説明会でも、40~50代の受講生が多いと言っていましたし、最近、乗馬クラブに入った同僚によると、

本棚:『アーユルヴェーダが教える せかいいち心地よい こころとからだの磨き方』

よく読むのは小説ですが、たまに小説以外も読みたくなって、図書館の中をぶらぶらします。この本を借りたとき、なんとなくお疲れ気味だったのでしょうか。気になりまして、気になったということは「今、私が求めているもの」なんだろうなと思いまして、借りました。ただ、ちょうどその時、何冊か欲張って借りてしまったため、延長の末、読み切りまして、本当に欲していたタイミングとはズレたかもしれません。 これはやってみよう!と思ったのが、オイルうがい。風邪をひいたときなど、咳だけ長引きますし、たまに

本棚:『海と真珠』

「海と真珠」を踊ることとなった二人の主人公。性格も家庭環境も違う二人。お互いを意識しつつ、双子に見えるような演技を目指すが、彼女たちの前にはいくつかの難関が待ち受けていて…。 ちょうど同僚の娘さんがバレエを習っており、その定期公演を観に行ったこともあり、それまで全く知らなかったバレエの世界が少し身近に感じられました。主人公の二人の母親もまた対照的なのですが、娘を大事に思っている点は同じでして、どちらがいい悪いではなく、どちらも素敵だなと思いました。なんとなくバレエってお金か

本棚:『幸せのカツサンド 食堂のおばちゃん16』

予告通り「婚活食堂」シリーズの恵と真行寺が登場して、ニヤリとしました。まぁ、同じ時代の話なわけですから、行き来があってもおかしくはないのですが、やはり嬉しいです。同じ時代というか、そもそも現在進行形なわけで、そういうお店が実際にあるのかしらと行ってみたくなります。 ほとんど外食しないからわからないけれど、常連ともなれば、ただ美味しいものを食べるだけでなく、店員さんはもちろん客同士での会話など、楽しいんだろうなぁ。 ところで最近は巣鴨地蔵通り商店街に訪れる若者が増えているとの