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わたしの本棚

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わたしの読書記録です。
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2022年12月の記事一覧

本棚:『部屋を活かせば人生が変わる』

引っ越し前に住んでいたところの図書館で『50からの老いない部屋づくり』を借り、「部屋を考える会」に興味を持ち、本書も読みたいと思っていたものの、なかなか出会えず…。もう3、4年ぐらいは経つのかなぁ。むしろ、今、よく気付いたなぁとも思います。 『50からの老いない部屋づくり』を読んだ当時、床の掃除はクイックルワイパーで、掃除機は手放した後だったのですが、すっかり触発されて、掃除機(サイクロン式)を買わねば!と掃除機を買いました。本書でも、「ヘヤカツ」の第一歩として高性能の掃除機

本棚:『群衆の智慧』

本書は『「みんなの意見」は案外正しい』の新装再刊だそうです。「集合知」という言葉を聞くようになりましたし、多様性が大事だということもよく言われています。でも、群衆の智慧を得るためには、ただ意見を集めればいいというわけではないのだということも肝に銘じておかないといけないなと思いました。 何か意見を求められたとき、例えば順番に聞かれていって、自分が最初に聞かれた場合はいいですが、自分は後の方で、前に答えたみんなが自分とは違う意見だったら、素直に自分の意見を言うのは難しいかもしれま

本棚:『いつもの木曜日』

青山美智子さんの著作は『木曜日にはココアを』から始まり、今のところ全て読んでいるように思います。連作短編集でちょっと短いかな?というお話の中でも、いつも背中を押してもらえます。短い中でインパクトを与えるってすごいと思います。 本書、『いつもの木曜日』はタイトルからも、『木曜日にはココアを』の続き?スピンオフ?かなと想像できますが、再び彼らに会えて嬉しいです。物語では、ハッピーエンドが好きですが、実際の暮らしの中ではその先があるわけで、再び悩んだり落ち込んだり、どういうわけかう

本棚:『ライフ・シフト』

昨年『ワーク・シフト』を読んで、10年ぐらい前に書かれた本なのにすごいなと思って、同じ著者の『ライフ・シフト』も読もう読もう…と思いつつ、借りようと思った時には図書館では貸出中だったりして、1年ぐらい経ちました。 単純に寿命が長くなるということに対して、あまり良いイメージを持っておらず、「長生きできるんだ!」というより「なかなか死ねないんだ…」という感じ。そして、特に気になってしまうのがお金の問題。その次が健康の問題。 以前、テレビである芸能人が、「老後にお金があってもベッド

本棚:『モヤる言葉、ヤバイ人』

「あなたは強いからいいよね」「子どもを産めば、仕事の幅が広がるんじゃない?」「私だったら笑顔でかわすけど」「もう許してあげたら?」などなど。どうでしょう、言われたらモヤモヤ、もしくはイライラするのでは…。でも、どう返せばいいか分からない…ということも多いかと。 まだ新入社員だった頃、職場の定年間近の男性から「女性はやっぱり結婚した方が幸せだと思うよ」と言われたのが、いまだに忘れられないです。その方は仕事ができる人で、悪い人ではなかったですし、特に深い意味もなかったのでしょう。

本棚:『負動産時代 マイナス価値となる家と土地』

『金持ち父さん 貧乏父さん』を読んで、持ち家は資産ではなく負債なんだと思うようになりましたが、「負動産」と書かれるとドキッとしますね。 家を所有することに価値を感じられないのと、老後は老人ホームか、それに類する所かな?と考えていることもあって、ずっと賃貸でいいや~と思っていますが、実家を将来どうしよう…というモヤモヤはあります。 以前、職場の若手が「不労所得として賃貸経営も考えているんですよね~」と言った時、別の同僚と一緒に「いや、やめた方がいいっしょ」と返したのを思い出しま

本棚:『ゴミ清掃員の日常 ミライ編』

前作と同様、まんがは奥さんが担当。そして発行は2020年7月。コロナ禍でのゴミ回収のことも描かれています。 ついつい私もそう言ってしまうのですが、「資源ゴミ」というのは間違いで、ゴミではなく「資源」。ゴミは可燃ごみと不燃ごみの2種類のみ。粗大ごみも、可燃か不燃のどちらかに分けられます。 紙類は燃えるゴミでも出せるけれど、資源でもあるわけで、小っちゃい紙も雑がみとして、燃えるゴミを増やさないように意識しています。ちなみに小さい紙は、使用済みのA4サイズの封筒に入れて出しています

本棚:『翻訳ガール』

「〇〇ガール」というタイトルのお仕事小説はどうも気になってしまいます。正しくは、女性が主人公というのにはこだわりはなく、お仕事小説が全般的に好きなのですが。 『翻訳会社「タナカ家」の災難』の続編になるのだと思うのですが、そうとは知らずに読み始めましたが、本書のみでも楽しめました。著者自身、翻訳会社で働いているそうですが、翻訳が違うだけで作品の雰囲気も変わるんだろうなぁ。 中学ぐらいまでの将来の夢が小説家でして、でも、自分には物語を生み出す才能はないわ…と気付き、でも、世の中

本棚:『イニシエーション・ラブ』

大学4年の夏。別にカノジョが欲しくないわけではないが、合コンで出会った相手などと簡単には付き合いたくないと思っていたのに、代打で参加した初めての合コン。僕はそこで彼女と出会い、恋に落ちた…。 最後に大どんでん返しが待っている…ということは知っていました。でも、それが何なのかは知らなかったので、何だろう?何が待ち受けているんだろう?どこで騙されているんだろう?とドキドキしながら読みました。ラストが気になり過ぎて、後半はスピードアップ。最後のページで「ん?」と思い、裏表紙にある

本棚:『「お金じょうずさん」の小さな習慣』

「小さな習慣」というのがいいなと思います。そのアイデア、なんと254個。きっと、やってみようかな、というのが見つかると思います。 【買い物に行っても「買わない」】というのがあるのですが、意外と盲点のように思います。私も以前は、買い物に行ったからには何か1つでも買って帰らないと…と思っていました。今では、欲しいものがなければ無理して買う必要はない、いい散歩になったなぁ~と思う程度。それ以前に、欲しいものがなければ、ただ漠然と買い物に行こう!ということもないですが。 【「売る」と

本棚:『すごいゴミのはなし』

お笑い芸人で、ゴミ清掃員の滝沢さんの本。他にもあるかしら?と図書館の蔵書を検索して見つけたのが本書。子ども向けの本にはなりますが、ぜひ、ゴミ出ししている大人にも知って欲しい内容です。 ゴミと聞くと、汚い、臭い、というイメージがあるかと思いますが、臭い原因は水分。特に生ごみの水分なので、生ごみを出す際は、しっかり水切りして出すとよいです。さらに、水分が少なければ、焼却炉で燃やすために必要なエネルギーも削減できます。 以前住んでいたところでは、指定のゴミ袋の一番小さいサイズが20