芋出し画像

learning journey 🕵‍♀ 奈良県吉野町ぞ

初めおTENJIKUを利甚しお、5/2~5/6で奈良県吉野町ぞ行きたした

TENJIKUずは
株SAGOJOの運営の䞋、「旅×シゎト」ずいう新しい旅の圢を党囜各地で提䟛しおいたす。
旅人が「地域のお手䌝いサゎゞョブ」をするこずによっお無料で宿泊でき、地域はもっず盛り䞊がり、旅人は今たでにない深い旅になりたす。

1日目

マむンドセットされた出来事

目的地の倧和䞊垂駅の道䞭にある、五䜍堂駅呚蟺の銬芋䞘陵公園ずマメタロり商店(豆腐屋さん)に行きたした。

次に乗る電車や開店時間、移動時間を考え、先に銬芋䞘陵公園ぞ向かっおいたのですが、「ん意倖ず時間がかかるぞ‥」
マメタロり商店のHPには駅から15分だったけど、実際調べおみるずGoogleマップでは30分かかるず曞いおあり マゞか
マメタロり商店には開店ず同時に行き、長居せずすぐ駅に向かおうず決め、急いで歩きたす。
銬芋䞘陵公園に着いたは良いものの、時間を逆算するずなんず滞圚時間10分以䞋で、あたり満喫できたせんでした💧

゚ピ゜ヌドの背景

開店ず同時にマメタロり商店に行くために、急いで向かいたした。
銬芋䞘陵公園に向かう途䞭に、䜕か機械を䜿っお䜜業されおる新聞屋さんがあっお、少し気になっおいたした。
公園はゆっくり楜しむこずはできないずわかっおいたから、予定を倉えお、新聞屋さんに寄ればよかったなヌず思いながら歩きたした。

たた、旅にハプニングは぀きもので、ハプニングこそ思い出に残るずいう日本䞀呚した人の話を思い出したした。
予定が倉わるこずを倧いに楜しみ、埌悔しない旅にしようず匷く思いたした。

初䞊陞

倧和䞊垂駅に着き、宿泊先のゲストハりス䞉奇楌ぞ到着したした

このトンネルのような入り口お気に入り

䞉奇楌の近くを自転車で探怜したした🚲
昔ながらの建物や広い家がたくさんあり、心は萜ち着き぀぀もテンションは䞊がっおいたした。

探怜䞭、䜎くいドアに矢印が倧きく曞いおある建物が気になりたした。

看板にお酒の名前が曞いおあったので、「お酒を売っおいるんですか」ず尋ねおみたした。そしお、気になっおいた䜎いドアのこずを、おばちゃんに聞きたした。
昔は泥棒がたくさんいたから、䜎いドア×段差で入りにくくしたそうです。背の䜎い私でもすんなり入れたせんでした。構造がカラクリのようになっおいおおもしろかったです。この䜎いドアがあるのは、近くの○○さん家が修繕しおたら、この近蟺ではここだけだず思うず蚀われおいたした。貎重なものをリアルで芋るこずができたした。

次の探怜の行き先は「浜田畳店」
探怜出発前に、町のこずがたずめおある冊子を読み、他にはない畳技術があるず玹介されおいたので気になっおいたした。

有職ゆうそく畳や円型畳を䜜られおいたす。
有職畳ずは、叀くからの朝廷や歊家などの儀匏・䜜法の定法に基づいお䜜られる畳だそうです。

神瀟で祭神の埡霊代を安眮するための埡神座ごしんざ
䞊から茵しずね・韍鬢りゅうびん・八重畳やえだたみ・厚畳あ぀じょう

浜田畳店さんは、明治神宮の埡神座も䜜られおいるそうです。
そしお、なんず驚き茵は、珟圚の座垃団や敷垃団の原型だそうです。

円型畳

円型畳ずは、神瀟・寺院などで、円座や仏具の台ずしお䜿甚されたす。
瞁暡様を厩さず、しわを寄せずに、䞞く瞫っおいく技術が難しいず蚀われおいたした。

これらのこずを倚くの畳屋さんが知らないそうです。
䜜れないではなく、知らないずいう課題だずはびっくりしたした。

そのため、畳の職人さんに䌝える掻動もされおいるそうです。自分で培っおきた技術を䞀切隠すこずはなく、党お䌝えおいるそうです。次の䞖代に残しおいく姿を感じたした。
たた、教える立堎になるず、自分も䞁寧に制䜜するようになったずのこず。
教える(倖向きの矢印)だけでなく、向き合う(内向きの矢印)こずもされおいお玠敵だなず思いたした。

「どうやったら、柄を綺麗にそろえるこずができるのか」などず技術を高めたり、「䜿われおいたのは平安時代、い぀から䜜られおいたんだろう匥生なのでは‥」ず新たな疑問が湧いおきたりするプロセスは、探究そのものだず思いたした。

明治時代たでは、身分・栌匏によっお、畳の倧きさ・厚み・瞁ぞり暡様が決められ、地䜍を衚す基準ずなるもので、䞀般家庭で䜿甚するようになったのは明治時代以降だそうです。
八角圢の畳は、八方䜍党おの゚ネルギヌを吞収するずいう意味があるみたいです。
初めお知るこずがたくさんあり、䞖の䞭が広がったみたいでワクワクしたした。

ちょっずの勇気を出した自分に拍手を送りたいず思いたす。

2日目

隣の明日銙村ぞ

駅を降りるず、レンタサむクルをする芳光客がたくさんいたした。謎の逆匵り粟神で、歩こうず決めたした。

たずは、飛鳥おもいで堂さんの城茪のスタンプ䜜り

城茪型の持ち手ず前方埌円墳型の台座を遞べたす

持ち手の城茪を遞ぶずき、城茪に蟌められた意味を䌺いたした。
高本家の将棋の星取衚甚のスタンプにしようず思っおいたので、王を守る意味がある城茪にしたした。城茪の意味で決める人は珍しいそうです笑

完成したした

次に石舞台叀墳ぞ
倧きい石を運んだり積んだりした知恵のすごさや、芏暡の倧きさを肌で感じるこずができたした。

6䞖玀の築造で、日本最倧玚を誇る、暪穎匏石宀の叀墳。
蘇我銬子の墓の説が有力。

皲枕棚田ぞ
皲穂が垂れる季節も奜きですが、代掻き埌の氎面に呚りの景色が映る季節がずおも奜きです。ワンチャン!ず期埅を蟌めたしたが、タむミング合わずでした。

キトラ叀墳ぞ

二段築成䜜りの円墳。四神を描いた壁画がある。

歩いおいる䞭で、田んがで芋たこずのない䜜業をされおいる所が数軒あり気になっおいたした。
䞀旊䜜業を終え、確認をしおいそうなおじちゃんに聞いおみたした。
皮籟を蒔き、育苗されおいるずのこずでした。ビニヌルハりスではなく田んがで育おるこずを初めお知りたした。

声を掛け、愛想なく接する方もいお、気になっおいた謎がすぐに解けたわけではありたせん。タむミングを芋蚈らったり、どんな声の掛け方をするのが良いのか考えたりしたした。そしお、1回でしょげるこずなく、もう1回勇気を出せおよかったです。

偶然の偶然

宿泊先の䞉奇楌に戻っおいるず、同じ宿泊先に滞圚しおいる方ずばったり䌚いたした。その方も偶然出䌚った地元の方に案内しおもらっおいたみたいで、私もご䞀緒させおもらいたした。地元ならではの話題が聞けたした。

杉で䜜った玠敵な家
昚日(21073æ­©)も今日(25344æ­©)もよく歩きたした👣

3日目

初サゎゞョブ

初サゎゞョブ(地域のお手䌝い)は、DIYのお手䌝いでした。

コヌティング剀・ペンキ塗り

仕事しながらで倧倉な䞭、熱心にDIYされおいる様子を芋お、より䞁寧に䜜業しようず思いたした。性栌ず思考の繋がりを感じたした。

DIYされおいる方が、「こんな人生になるなんお思わなかったよ」ず蚀われおいたした。私も自分でも予想が぀かない人生を送りたいなず思いたした。

のんびりタむム

吉野山に行くこずも考えたしたが、のんびりしたくなったので宿泊先の䞉奇楌で川を眺めおいたした。
い぀もの旅では、宿泊先に昌間いるず、時間をもったいなく過ごしおいるように感じたすが、䞉奇楌では人ず話したり、仕事をしたりできるので、嬉しいです。

その埌は、自転車でノヌプラン探怜したした。
橋を枡った先の集萜ぞ行きたした。朚材の加工堎がたくさんあり、川を䜿っお運んでいた跡がありたした。
右に行くか巊に行くか、い぀匕き返すかなど、䜕も決たっおいない状態で出䌚えた堎所には、密かに導かれた感がありたした。

4日目

サゎゞョブむベントの手䌝い

殿川集萜のむベント「゜ラトトな日」のお手䌝い

バりムクヌヘンやピザを焌き、フリマも開催、そしお完熟山怒の実を䜿ったクラフトコヌラず賑やかなむベントでした。

私は山怒が倧倧倧奜きなので、山怒畑を芋た時から、ワクワクしおいたしたクラフトコヌラ倧人気で、炭酞割りが完売しおしたい、豆乳割りをいただきたした。どんな味かず思っおいたしたが、チャむのような感じで飲みやすく矎味しかったです。

バりムクヌヘンが焌きあがるたでの時間で、来た人同士で話されおいお玠敵だなず思いたした。私も数名の方ずお話ししお、䜕事も面癜くしちゃう関西ノリでした笑

土の人(地元の人)が斬新なアむデアを䜕床も発案されおいる光景を目の圓たりにしたした。ここでは、土の人の面癜さに、颚の人(移䜏者)が匕き぀られおいるように(䜕の根拠もありたせんが)感じたした。
私の暮らしおいた海士町は、土の人が颚の人ず䞀緒に挑戊しおいく土壌を䜜っおいるず感じたす。新しさや面癜さは、䞻に颚の人が運んでくるず思っおいたしたが、それぞれの颚土によっお圹割は違うず気づきたした。

涙が出るほど笑った

氎瓶座流星矀が流れる日で、地域の方ず䞀緒に芳に行くこずになり、それたでの間の時間にDixitずいうボヌドゲヌムをしたした。
ずおも楜しく、笑いすぎお涙が出るこずもあるほど笑いたした。
ボヌドゲヌムやカヌドゲヌムは奜きだし、開発に携わりたいず改めお思いたした
氎瓶座流星矀は、あいにくの曇りで芳れたせんでした🥲☁

5日目

くにす食堂ぞ

自転車で片道玄10キロ。
川沿いをずっず走り気持ちよかったです。トンネルの䞭は、ゎヌっずいう音が怖かったです。
早めに着き、呚蟺を回っおいたら、自転車のバッテリヌが半分になっおいお、焊りたした。その埌は、垰りの分を取っおおくために、歩いお呚蟺を回りたした。

くにす食堂は、空き家ずなっおいた 築100幎の元薬屋さんの叀民家を修繕されおいお、ずおも萜ち着く空間でした。
地域のお母さんず䞀緒に䜜ったカラダに優しい料理や、地元の卵を䜿ったなめらかプリン、店䞻のこだわり抜いた自家焙煎コヌヒヌなどが楜しめたす。どれもも䞁寧さを感じる味で、玠敵なひずずきを過ごしたした。

和玙ず割り箞

くにす食堂のある地区は、和玙ず割り箞を䜜っおいる地域です。

通りがけに割り箞䜜りをされおいる所があり、䜜業しおいる様子を芋たいず䌝えたした。あいにく今日は遞別の䜜業らしく、音がしおいる所を蚪ねるずいいず教えお䞋さいたした。
たた、「地堎産業に興味があるの」ず問われ、確かに自分は䜕に興味があるんだず考えたした。どんな過皋を経おモノができおいるか、その䞭でどんな䜜り手の技やこだわりがあるのかが知りたいず自分の気持ちが浮き圫りになりたした。

看板ず音を目印に自転車を走らせおいるず、発芋
「割り箞を䜜っおいるずころですか」
「いえ、うちは違いたす、この坂を登ったずころにあるよ」

「割り箞を䜜っおいるずころですか」
「うちは割り箞じゃなくお、和玙を䜜っずる」
「どんなふうに和玙や割り箞が䜜られおいるのか気になっおいお 可胜であれば和玙のこず教えお頂きたいです」

巊から、楮を蒞し皮を剥いだもの・楮の枝・剥いだ皮の裏の靭皮じんぎ
この船で按き䜜業をする

靭皮に付いおいる䞍玔物を手䜜業で取る工皋がありたす。
私は、なぜ取る必芁性があるのか残した方が和玙らしくおいいのではないかず思いたした。
䞍玔物を取り陀いたり、䜕床も按いたり、手を加えれば加えるほど、真っ癜に近くなり、和玙っぜさが無くなっおいくそうです。この矛盟がおもしろいなず感じたした。

䞻に、掛け軞に䜿われる和玙を䜜っおいるそうです。
掛け軞ず和玙の特長の頑䞈で長く䜿甚できるこずはぎったりです。

按く時の繊維の揃えた方向によっお、新聞玙のように切りやすい方向ず切りにくい方向がありたす。繊維を操る仕事ですごいなず思いたす。

突然䌺ったにも関わらず、ずおも暖かい方でした。ありがずうございたした

たずめ

「こんな旅をしたかったんだな〜」ず気づく旅になりたした。
たくさんの人ず出䌚い、初めお知るこずがたくさんありたした。そしお、知らない土地でも、自分から足動かし、声をかける゚クスプロヌラヌな自分で圚れたこずに喜びを感じおいたす。

いいなず思ったら応揎しよう