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むこう岸が視る夢

明るかった部屋でものを書いていて、ふと気づくと部屋が真っ暗になっていて、電気をつける瞬間がすきだとおもう。夜がやってきたなあ、という感覚がすきなのかもしれない。

ハレの日々を終えて徐々に日常に戻りつつあり、筋トレも再開した。ダンベルが欲しいのだけれども、意外と高い…とびびってしまった。先日、高校時代の友人と再会し、卒業アルバムをひっぱり出した名残でリビングに置きっぱなしアルバムを手に持って、スクワットをしている。ちょっと重いのでちょうどいいけれども、図としてはどう考えても不審者だ。

高校生のときにちょっぴりすきだったひととの再会だった。いつもわたしは、ひとをすきになるタイミングと、そのひとからすきになってもらうタイミングが、笑ってしまうほど合わないな、とも思う。恋愛、そのタイミングが合うことも大切な要素のひとつだ。

水曜日、長らくの休みぶりに出勤したけれども小心者なので、前日なかなか眠れなかった。課長へのあいさつのシュミレーションをし、おみやげを渡すシュミレーションをし、どうだった?と聞かれた場合の答えをシュミレーションし、写真みせて?と言われたときの写真を厳選し、準備をかさねて臨んだ。
こうやって自分の考えていることをゆっくりと文章にするのはすきだから、会話というスピード感のあるコミュニケーション?が得意じゃない気がする。

そして、プライベートで会う場合は、比較的苦手意識はないけれど、仕事場においてのコミュニケーションは仕事の評価にもつながる認識がうっすらあるのかもしれない。自分のものさしで生きるぞ、ひとの評価は気にしすぎないぞ、と鼻息荒く常日頃思っているのに、誰よりもひとからの評価を気にしている自分がいる。よくとらえればひとの感情の動きに敏感ともいえるから、あんまり塞ぎ込むのはよくない。なるべく自分を肯定したい。

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ユニクロの雑誌、無料なのに無料のクオリティではないとは聞いていた。想像以上に無料のクオリティではなかった。おしゃれで余白があってかっこいい。最近のわたしは「余白がある」ことがすきみたいだ。想像の余白。
製作にかかわった方々がおいしいご飯をたべてたのしく暮らせていることを祈る。とりあえず、いい感じのスカートを買った。

もんもんと自分について考えているなかで、わたしは常に受け身でいてしまうな、とも思った。これまでの短い人生、その姿勢がいい方向にはたらいていることが多かったようだからいいものの、勇気を出してえいっと踏み込むことも必要だ、踏み込みたい。振り返れば、踏み込むところは踏み込む、と正月に書いた抱負にもあった。自分の中で大きくなっている、変わりたいという気持ちを日々、もんもんと感じている。

むこう岸が視る夢 / toe
インストのバンドでぱっと思い浮かぶの、スペアザとtoeなんですが、スペアザは山〜晴れ〜おだやか〜な感じがするし、toeは一方、暗い〜水〜部屋の中〜な感じがする。さいきんよくきいていて、いいなあいいなあとSpotifyでハートを押しまくっている。

音楽とジャケットの関係性、村上春樹短編たくさん読んだ、書きたいことが渋滞しているけれどもなかなかまとまらない。それにしても書くのはたのしいな。それでは!

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