Moon River
金曜日なのでかんぜんに集中力がおしまいとなったいちにちでした。金曜日はもちろんこのうえなくすきですが、あといちにちだとおもって帰る木曜日の夕方もいいですよね。
昨日アレルギー検査を受け、あまりの数値の高さにレーザー治療を受けた夫の体調がすこぶる悪く、あまり眠れないまま起床しました。箱ティッシュが1日で1箱なくなっていました。わたしはアレルギーのアの字もなく、花粉症で悩んだこともないような人間なので、気持ちがわかってあげられずにしのびないです。
ひとつめの電車はいつもどおりTEDをきいて(金曜日は和訳を見ずにがんばって英語だけで意味が理解できるよう、かじりついています)、かさかさになった肘はどうやったらつるつるになるかを調べて終わりました。
ふたつめの電車で江國さんの「とるにたらないものもの」、読み終わってしまいました。びびっときたことばのページの端に折り目をつけておいたので、週末日記帳に書き写したいです。
青葉市子さんをききながら本を読んでいたら、心が現実世界からずいぶん遠くにいってしまい、じぶんがどこに向かっているのか一瞬わからなくなりました。あぶなかった。みっつめの電車はぼーっとしてました。
noteをはじめるまでは、たまに紙の日記帳につらつら書いていました。この作業は時間がかかるけれど、でも時間をかけたいので、スマートフォンで空いた時間にぽつぽつかけるnoteもよいですね。
なぜ日記を書きたいんだろう、と考えると、やっぱり書き留めておかないとぜんぶ忘れちゃいそうな気がするからだとおもいます。忘れちゃうようなことは覚えている必要がないのかもしれないけれど、それはやっぱりさみしいです。忘れないように、消えてしまわないように残しておきたいです。
帰りに本屋で、今度は江國さんの「真昼なのに昏い部屋」を購入しました。あまり本は買わずに図書館で借りる人間だったけれど、江國さんの本は手元に置いておきたいので、ばしばし買っています。いつか本がいっぱいの部屋をつくるのが夢です。そこにはペルシャ絨毯もしきたい。
Moon River / Henry Mancini
うつくしい旋律にほんとうにうっとりします。いろいろバージョンがありますが、オードリー・ヘプバーンがうたっているこのバージョンが、ロマンティックでだいすきです。いつまでも色あせないうつくしさ、憧れます。
明日は土曜日だ、おやすみの日の前の日の、手放しで安心できる感じ、いいですよね。それでは!