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初夏の軽井沢で過ごす
2022年の7月に軽井沢に行きました。軽井沢に行くのは2度目。
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クラフトザウルスを飲みました。軽井沢といえばヤッホーブルーイング。僕ビール君ビールや水曜日のネコにはよくお世話になっておりますが、クラフトザウルスは軽井沢に行ったものにしか飲めないのです。
名前なのかフォントなのか、骨格がしっかりしている印象。汗をかいた身体にごくごくとしみわたりました。
日中はそのへんをぶらぶら歩く。軽井沢は道が広く開けていて、そのかわりあまり日陰はないのだけれど、とても歩きやすい。
ホテルでひと休みしたら、太陽の光がブラインドのすきまから入ってきて壁によい模様を描いていました。こういうなんともない、多くのひとがおそらく見逃すであろう瞬間を自分で見つけたとき、とてもいとおしく思う。大袈裟だけれど生きていることの本質はこういうところにある。
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夜はすてきなビストロというかワインバーを事前に調べていたので、予約してうかがいました。
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お店の前にある建物が、マグリットの「光の帝国」のようでした。街はしんとしていて、おいしい料理とおいしいワインと、夢のようにうつくしい夜でした。ワインは夜を煮詰めたような赤ワインだった。
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2日目。朝ごはん、この白いあわあわのしたに、スパニッシュオムレツがねむっていたのです!朝ごはんを食べたスペースには本も置いてあって、すこし読みました。前の道に目を向けるとひとびとが思い思いの朝を過ごしていて、玄関マットを掃除しているひと、バスに乗ろうとしているひと、そのひとたちと旅にきたわたしの時間が交わっている。
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室生犀星記念館に向かいました。
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ぽっかりと開けていて空が見える。こういう構図だいすきです。下から見る葉っぱはうつくしい。
そのあとは旧軽井沢の方へ。どこからひとが?というくらい、急にひとがいた。みんなここにいたの。ルバーブのジャムと、塩尻メルローのワインを買い、バスクチーズケーキ好きの友人にバスチー味のジャムを購入。瓶詰めされたものを旅先で買うの、すきです。おもたい荷物がいとおしい。
帰りは野沢菜のおやきを買って、だめ押しでクラフトザウルスを買って新幹線に乗りました。
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そんな感じで、これから旅に出たときの記録を書きたいなと思った次第であります。